2019.03.12
本日は、第36回目の本校卒業式を挙行いたしました。
会場は大阪市立中央公会堂を使用しました。
こちらの建物は重要文化財にも指定されており、
大阪の観光名所の1つでもあります。
今日は、朝方に雨が降っていましたが、
式が始まる時には、すっきりと晴れ、
卒業生の門出を祝福するかのような天気の中で
卒業式を行うことができました。
式場の設営は、教職員、在校生と協力して行います。
より良い式になるようにと、学生同士で積極的に声をかけあって、
準備を進めてくれました。
そして、式が始まりました。
卒業生が入場します。
これまでの学校生活に思い巡らせていることでしょう。
まず初めに、卒業証書が授与されました。
各担任より、一人ずつ卒業生の名前が読み上げられます。
各学科の代表が、クラスメイト全員の卒業証書を校長より受け取ります。
一人ひとりの名前を読み上げると、それぞれの学校生活の様子が蘇り、
大きく成長したことを実感しました。
教員全員がこれまでの日々を思い返しながら拍手で祝福します。
理事長先生、校長先生から祝辞が述べられました。
この春から分析化学者として旅立つ卒業生に対し、
本校で学んだ技術をもって活躍してほしいとエールが送られました。
続いて、これまで学業、各種学校行事、そしてクラブ活動などで
顕著な活動をしてきた卒業生に対して、各方面から賞が贈られます。
また、皆勤賞も17名いたことが報告されました。
ご来賓の方々からのご祝辞が終わり、式は在校生からの送辞へと進みます。
在校生代表は、生命バイオ分析学科のF君。
学園祭などの学校行事を通して
先輩から学んだことと、尊敬、感謝の言葉を伝え、
そして最終学年になる決意を新たにしていました。
答辞は卒業生の代表として有機テクノロジー学科のMさんから披露されました。
これまでの学校生活を共に過ごした友人や後輩との思い出が述べられます。
技術者を目指し臨んだ進路決定活動の中で感じた苦しみ、
そして就職内定、編入学合格した時の喜びも忘れることはできませんね。
送辞、答辞を聞くと、
卒業生112人の学生が各々に努力を重ねた結果が
今日を迎えることに繋がったと実感しました。
卒業生は、本校での学びを礎に、それぞれの進路に向かって旅立ちます。
最後に、卒業生からの記念品の贈呈があり、式は終了しました。
次は、会場を移して卒業記念パーティーを行いました。
先生方と同級生とで卒業を祝うパーティーですが、
企画から進行まで、卒業生の有志メンバーで構成された実行委員会が行いました。
先生あてクイズや、学生が製作した思い出のスライドショーの上映など、
企画が盛りだくさんの充実した時間となりました。
最後は、学科の代表学生から花束の贈呈です。
そして、全員で記念写真を撮りました。
今日を境に、専門学校生活も思い出へと変わります。
みなさんは平成最後の卒業生、そして5月には元号がかわります。
卒業を節目として、次のステージでのみなさんの活躍を期待しています。
そして、本校での学び、経験が何らかの形で活かされることを教員一同望みます。
本日は卒業おめでとうございます。
そして、本当にありがとう!
by かもみーる