2019.03.26
日々実験を行う本校では、半年の間に実験の廃液が発生します。
本日は、本年度の後期実験で発生した実験廃液を処理業者に
引き渡しました。
実験を行うと、使用した試薬を含む実験廃液が発生しますが、
当然、これらの廃液を下水道に流すことはできません。
そこで本校では、これらの廃液を種類に応じて分類・回収し、倉庫に
一時的に保管して、年に2回、廃液処理業者に引き取っていただき、
処理してもらっています。
一時保管の倉庫は屋上にあるため、まずは廃液の入ったポリタンクを
運び出します。
教員はもちろんのこと、登校していた学生の有志も手伝ってくれて、
ポリタンクをどんどん搬出していきます。
さらに実験を行うと、試薬が付着した紙類などのゴミも発生します。
これらの実験ゴミも一緒に業者に引き取ってもらいます。
卒業生のY君も手伝いに来てくれて、専用の容器で保管していた実験ゴミを、
業者に引き渡すためにゴミ袋に移し替えくれました。
学生や卒業生の協力も得て、業者に引き渡すべく1階に降ろされました。
学生たちは、半年でこんなにも廃液やゴミが出ることに驚いていました。
協力してくれた学生たちからは
『廃液やゴミの量を見て、これだけ環境に負荷をかけていることに気が付き
ました。4月から始まる実験では廃液やゴミを減らすように心掛けて、
実験操作を行っていきたいと思います。』
といったコメントが聞かれました。
先日のブログでは、新年度に向けて教員が教室や実験室の準備を行っている
様子をお伝えしましたが、このような廃棄作業も新年度を迎えるための大切
な仕事なのです。
ただ今、教職員一丸となって、新年度に向けた準備に励んでいます。
新年度、新入生と新2年生の皆さんが登校してくるのを心から待っていますよ!!
by みなと