2019.04.18
今日の昼休み、学生の課外活動の1つ、環境委員会の2年生が、
1年生向けに説明会を行っていました。
環境委員会では、その名の通り「環境」をキーワードに、
大阪の街の中心を流れる道頓堀川の水質調査や
学校周辺の公園の清掃活動から、実験室の器具管理まで、
学生がアイデアを出し合い、さまざまな環境活動に取り組んでいます。
説明会を行ったのは、一番広い大教室。
環境委員会の活動に興味のある新入生が多く集まりました。
説明をする2年生の学生たちの言葉にも力が入ります。
環境委員会の活動は、いろいろありますが、
特徴的で、象徴的な活動と言えば、16年目に突入しようとしている
「道頓堀川水質調査」です。
道頓堀川とは、阪神タイガースが優勝した時などに、
禁止されていますが、川に飛び込むファンがいることでも有名です。
この川の水質を年に4回、環境委員会の学生たちが主体なり
サンプリングから分析まで行って、HPで公開しています。
継続する苦労もありますが、毎年、先輩から後輩へとその活動が
引き継がれており、今や伝統ある活動の1つになっています。
昨年、今の2年生が初めてサンプリングに行った時の様子は、
コチラのブログからご覧ください。
2年生からは、これらの活動を通して先輩と交流でき、勉強の仕方など相談できたこと、
1年生から専門的な実験ができたこと、そして実験のスキルが向上したことなど、
活動に参加して楽しかったことや良かったことも丁寧に話していました。
このような先輩たちの話を聞いて、もっと詳しく知りたくなった1年生が、
全体説明の後にも直接、2年生に質問していました。
説明会を終えた2年生のN君は
『1年生の時、活動を通して先輩たちと仲良くなれて、楽しかったです。
今度は後輩たちとふれ合えることを楽しみにしています。
環境委員会にたくさん入ってほしいですし、
入ってくれた1年生に技術と楽しさを伝えていきたいです。』
と話していました。
こうして伝統が紡がれていきます。
1年生の皆さん、このような課外活動を通して得られることがたくさんあります。
先輩や同級生と楽しく活動しながら、いろいろと経験をしてくださいね!
By ぽてと