2019.05.31
10年前に本校を卒業したSくんとNさん(今ではご夫婦!)が、
懐かしい校舎に帰ってきてくれました!
この2人を当時指導していた教員と、
授業や会議の合間に時間許す限り思い出話に花を咲かせました。
写真は、Sくん、Nさんご夫婦(前列)と、
校長先生、そして当時Nさんの卒業研究担当をしていたアビー先生
(今は校内で先生以外の仕事をされています)です。
校長先生も2人のことは10年以上たっても、よーく覚えており、
「在学中、2人が付き合っていることに一番初めに気付いた先生は校長先生だった!」
といった懐かしい話が止まりません(笑)。
在学中の雰囲気そのままの2人に、当時に戻ったような気になりました。
しかし、現在の仕事の話を聞いてみると、
もう中堅分析化学者になっている彼らの話しぶりはとても頼もしく、
時間の経過が実感されました。
Sくんは卒業後に入社した、潤滑油や接着剤など
様々な化学製品を開発・製造している企業で今も活躍しています。
分析業務だけではなく少しずつ業務の幅も広がっているそうですが、
「分析で精度の高いデータが取れると嬉しいですし
学んだことがしっかり身に付いていると実感しています。
在学当時のテキストやノートは仕事をする上でも助けられました。」
と教員泣かせの嬉しいことを言ってくれました。
元クラスメイトで奥様のNさんは、
卒業当時は、正社員として分析専門企業で医薬品分析に携わっていましたが、
ご結婚をきっかけに派遣社員に転向。
今は診断薬に関わる基礎研究に従事しているそうです。
ライフスタイル合わせて働き方を変えながらも、
「分析」の世界でバリバリ働きつづける姿は何とも頼もしい限りです。
「学校で学んだ『分析の技術』は、自分にとって大きな武器になっているので
転職を考えた時にもやっぱり『分析』に落ち着きました。」とのこと。
2人が分析化学者という仕事を軸に
仲睦まじく生き生きと過ごしている姿を見ていると、
教員として安堵と、誇らしさと、感謝の気持ち、そしてやる気があふれてきました。
この先も、ちょくちょく遊びに来て元気な顔を見せてくださいね!
さて、明日はいよいよ本校の同窓会組織「分友会」のイベントを実施します。
各分野で活躍中の卒業生が、約100人大集合予定!
どんな思い出話や活躍話が聞けるのか、今からとても楽しみです。
明日のブログもご期待くださいね!
by ぽてと