せんせのブログ
実験はやっぱり楽しい！～DNA抽出は慎重に～
2019.05.07
今日は、２年生の学生たちが実験を行っていました。
大型連休が明けて、今日から本校でも通常通りの授業や実験となり、
久しぶりに実験室に学生たちの元気な声が戻ってきました。
本校では、通常、実験日が週に２日あります。
実験が好きな学生たちにとっては、
この大型連休中、実験ができない状況となり、
休みとは言っても、ウズウズしていたことでしょう(^o^)
最初の写真は、２年生のバイオ系の実験で植物のDNAを
抽出しているところです。
抽出したDNAはとても少ない量です。
そのため、後の分析に使用するには
DNAの一部を大量に増やす操作が必要となります。
下の写真は、その実験をしている様子です。
大量に増やすといっても、相手はDNAのため、
そもそも非常に少量なのです。
写真のＹくんが左手に持っているのは、、、
指の先よりも小さい容器（チューブ）です。
この中に必要な試薬を少量ずつ入れていき、
反応させることでＤＮＡを増やすことができるのです。
このような少量の試薬を適切に扱う技術も、将来の仕事では
必要とされるため、学生たちは自分のサンプルを慎重に扱いながらも、
実験を楽しんで行っていました。
この結果がうまくいっているかは、また後日に分かります。
今日は、久しぶりの実験に目を輝かせて取り組む学生たちが印象的でした。
そう言えば、今日は令和最初の実験でしたね！
これからも学生たちには実験を楽しみながら、
将来の仕事に必要となる分析技術をしっかりと身に付けてもらいたいと思います。
Ｂｙ ぽてと
