せんせのブログ

【土・日開講「分析化学応用学科」】様々な分野の実験手法を学び、柔軟性と応用力を養おう!

2019.06.02

学生たちが将来、多種多様な分野で活躍できるように「分析化学応用学科」では、
化学とバイオに関する様々な実験・授業を行っています。
このような実験・授業を通して、学生たちは様々な技術や知識を身につけ、
柔軟性と応用力を養っていきます。
まずは、このような特徴がある「分析化学応用学科」についてご紹介します。

本校では、平日の学科には通学できない社会人や大学生等を対象とした、
週末(土曜・日曜)開講の「分析化学応用学科」を設置しています。
土曜日・日曜日の時間を有効に活用することで、化学分析の知識・技術を
修得することができ、平日の学科で学ぶ環境・材料・バイオ・食品・医薬品・
化粧品・有機合成等についての専門分野を総合的に学ぶことができます。

また、週末だけの通学ですが、平日の学科と同様に2年間で卒業でき、
国家資格を含む4つの資格(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・
化粧品総括製造販売責任者・環境管理士(2級))も
無試験で卒業と同時に全員が取得することができます。

この学科に在籍する学生は入学目的も様々です。
現職でのスキルアップや技術職への就職・転職を考えている方、
事業拡大を考えている経営層といった社会人の方、
就職活動を見据えて技術力を高める目的で大学生も入学しています。
こういった多様な目的に対応するために、このコースは学年定員20名の
少数精鋭で開講しています。

今週、「分析化学応用学科」の1年生たちは基礎化学実験に取り組みました。
以前の基礎化学実験では「中和滴定」という化学分析の方法を学びましたが、
今回は「微生物検査」と言われるバイオの実験方法について学びました。
(中和滴定の実験の様子は、こちらのページをご覧ください)

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今回の実験では、本校のすぐ横を流れている大川の水をサンプリングし(下の写真)、
その水の中に含まれている微生物の検査を行いました。
この実験では、微生物の培養や滅菌操作の方法など、微生物を取り扱うために
必要な技術と知識を身につけることができます。

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学生たちは、身近な川の水を使う実験ということもあって、
とても楽しそうに実験に取り組んでいました!

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また、本校の卒業生で実験指導歴が長いM木先生(上の写真左)からは、
バイオの実験で扱う実験機器の取扱い方法や操作上の注意点について
説明がありました。学生たちは熱心にM木先生の説明を聞き、
バイオの実験ついての技術と知識をしっかり身につけようとしていました。

今回の実験について学生たちに感想を聞いてみると、

 「バイオの実験は初めてでしたが、先生が実験操作を丁寧に
  教えてくださったので、とても楽しく実験ができました。
  これからも一つ一つの実験や授業を大切にして、いろいろな分野の
  技術や知識をどんどん吸収していきたいです。」

 「これまでの実験とは違った面白さがあって、バイオについて興味を
  持つことができました。いろんな分野の実験ができるので、
  とても勉強になっています。次の実験もとても楽しみです!」

といった感想を聞くことができました。
このように、「分析化学応用学科」では、環境・材料・バイオ・食品・医薬品・
化粧品・有機合成等の様々な分野の実験をしていきますので、
様々な角度から柔軟に物事をとらえ、それらを応用していく力を身に付けることが
できます。

学生の皆さん、いろいろな分野の実験・授業を通して、
様々な技術と知識を身に付けてください。
そして、これからの社会で必要となる柔軟性や応用力をどんどん養っていってください。
我々教員も皆さんをしっかりサポートしていきますね!

By しろいるか