2019.07.06
本校の学園祭は、「分化祭」で、
「分」析「化」学のお「祭」という意味です。
連日、本ブログでお伝えしていましたが、
本日ついに本番となりました。
今年は10連休やG20の休校などで、
例年以上に準備期間が短かったのですが、
学生たちは精一杯頑張りました。
写真は、当日のビラ配りに行く学生たちです。
今年度のテーマは、
『来てみいひん?百化繚乱 分化祭』 です。(百花ではなく、化学の化ですよ。)
そしてメイン企画として、
大阪をはじめとする関西の発展に貢献した偉人達を皆さんに知っていただき、
化学の楽しさとその重要性をご理解いただきたいという企画を実施しました。
『化学の世界の日本力(にっぽんぢから)』~大阪・関西の発展に貢献した偉人たち~
と題して、大阪・関西の発展に貢献した偉人達を、各クラスのブースで紹介し、
どこのクラスのプレゼンテーションが最も良かったのか投票いただきました。
クラスごとに、イラストや写真などいろいろな工夫で
プレゼンテーションをしていました。
それ以外にも今年は、
「百化繚乱」とテーマにあるように、たくさんの実験を用意しました。
そして初の試みとして、
キーワードごとに実験を以下のようにグループ分けし、
来場者の方にイメージしやすいようにして実施しました。
・「ものづくり」化学!
・「遊ぶ」化学!
・「不思議」化!
・「エコ」化学!
それぞれのテーマに、
学生が招待した方、求人企業の方、近隣の方など
とても多くの方が参加してくださいました。
実験をすることで、化学の楽しさで笑顔になったり、
不思議な現象に驚かれたりする方もいました。
くじを引いて、化学式の記号にボールを当てる的あてや
ミカンの皮の成分で発泡スチロールを溶かして、ハンコを作るなど
ユニークな企画もありました。
例年通り、模擬店も大変賑わいました。
お昼時には、10人待ちという人気のお店もありました!
また、今年も多くの卒業生が来てくださいました。
下の写真はなんと20年近く前に卒業した方々。
今回はお子様を連れて来校されました。
校長先生と懐かしい話に盛り上がっていましたので、
撮らせていただきました。
さらに8年前に卒業した学生が、結婚に報告に!
当時の担任のぽてと先生と、お相手の方とパチリ。
真ん中が卒業生ですが、
なんとお相手のおじいさまが、
昔、本校の非常勤講師だったという奇跡も!!
また、下の写真のように今年は卒業生の憩いの場として、
専用の休憩室を設け、いままでの卒業アルバムや
卒業研究の映像などを用意しました。
来場された卒業生には好評でした♪
最後は、1日を通した偉人のプレゼンテーションで
もっとも多く票数を獲得したクラスの発表です。
今年度の1位は、
1年生環境分析学科と健康化学分析学科のクラスの
雨水利用の研究をされている「村瀬誠」です。
私のクラスです。(ふふふ)
校長先生から表彰されているところです。
投票用紙の感想欄には、
「説明が分かりやすかった」
「一生懸命調べていた。」
というコメントだけでなく、
「こんなにもすごい人がいるとは知らなかった。」
「水に注目したのテーマが面白かった。」
「超分子が面白い。」
「黄熱病のことがよく分かった。」
といった化学の面白さを知っていいただけたコメント、
「優秀なだけではなかったという人物像が知れてよかった。」
「内面的なエピソードが知れてよかった。」
など、偉人たちの人間性に迫った内容にも嬉しい感想をいただきました。
来場された方に楽しんでもらい、笑顔になっていただくには
綿密な準備だけでなく、それを企画して実施する学生たち自身が
笑顔でなくてはなりません。
そういった意味では、
今年も学生たちは楽しく一生懸命取り組んでいたことが
我々教員にとって、とても嬉しいことでした。
他にもいい笑顔の写真が多くありました(>_<)
普段の授業や実験の忙しい中、昼休みや放課後の時間を使って、
準備することはとても大変だったと思います。
その結果、本日分化祭を成功させました。
みんなで力を合わせれば、こんなにも素晴らしい行事ができるのです。
今回、得られたたくさんのことをこれからの学校生活に生かしていきたいですね。
最終的には、200名以上の方にご来場いただきました。
来年は、30回目となります。
節目の年となりますので、より盛り上げていきたいと思います!
本日ご来場してくださった多くの皆さん、本当にありがとうございました。
来年もお楽しみに!
by ましおか