2019.07.09
今日は1年生が、定性分析実験を行っていました。
この実験は、様々な金属イオンが溶け込んでいる水溶液に、
ある金属のみと反応して、沈殿を作ったり、色を着いたりする試薬を加えて、
金属を分離して、確認するというものです。
下の写真の1年生のKくんは、「自分は文系なので」と言っていますが、
積極的に実験に参加している学生のひとりです。
「最初は戸惑いましたが、少しずつ慣れてきました。」
次にドラフトを使い始めたのは、Tさん達グループ。
「もともと実験が好きなので、とても楽しいです。
予想通りの反応がでると、やっぱりうれしいです。」
これまでは、1~2種類の金属について別ける実験してきましたが、
今日は復習実験ということで、多くの金属が含まれた混合液について、
分離を行いました。
なぜなら、本校の定性分析実験では、最後に実技試験を行うのです。
実技試験では、金属イオン9種類の中から、5種類を分離するので、
そのための復習実験なのです。
しかも実技試験は一人ずつ実施するので、
グループでの実験はこれが最後になります。
ひとりで行う実技試験に対して、学生たちは今から緊張していますが、
グループで取り組んだ今日の復習実験を思い出して、
落ち着いて頑張っていきましょう。
by かん太郎