2019.07.29
本日は、大学編入学合格という嬉しいお知らせをご報告したいと思います。
合格したのは、生命バイオ分析学科のIくん(写真中央)と
健康化学分析学科のOさん(写真左側)です。
担任のぽてと先生(写真右側)と一緒に喜びの記念撮影です。
喜びが満ち溢れた、いい笑顔ですね!
文部科学大臣から「専門士」の称号の付与を認められている本校の学生には、
卒業後の進路として、就職だけではなく、大学編入学という道もあります。
そのため、就職を目指して入学してくる学生と、
大学編入学を第一目標として入ってくる学生もいます。
今回、国立大学への編入学に合格したIくんは、
高校時代、大学進学を志望していましたが、
大学進学が叶わなかったため、
就職することを目的に本校へ入学してきました。
しかし、本校でいろいろな実験を行ううちに微生物に興味を持ち、
もっと微生物について勉強したいと思うようになりました。
そのため、一旦は諦めた大学への進学を
編入学という形で目指すことにしました。
大学編入学試験に臨むまでには、自己推薦文の提出が求められました。
微生物に対する想いや、大学で研究をしたいという熱い想いを
どのようにすればアピールできるのか、
担任のぽてと先生に相談しながら作成していました。
その結果、今回、極限の環境で生きる微生物の医療や
産業での利用を研究している研究室のある大学に見事合格しました。
これに対してOさんは、大学受験に失敗したことで、
より一層大学に行きたいとの思いが強くなり、
必ず編入学で大学に行くとの強い思いを胸に、
入学してきた学生です。
Oさんは以前から血液や血管について学びたいと思っていましたが、
医学部に行きたいわけではなかったため、
医学部以外で、思い描くような学びができるところはないか、
まずはいくつかの研究室を訪問することから、
大学編入学活動を始めました。
研究室訪問を行う中で、自らがやりたいことがより一層明確になり、今回、
筋肉タンパク質の構造および機能を解析している研究室がある国立大学を受験し、
合格、思いを叶えました。
このような二人に感想を聞くと、Iくんは
『本校に入学したことでコミュニケーション能力も身に付いたと思います。
私が目指す研究室は企業とも提携して研究を進めているので、分析の知識や技術
だけではなく、コミュニケーション能力も身につけられたことは、自分の自信に
つながっています。残りの本校での学校生活も大切に過ごしたいと思います。』
Oさんは
『本校で大学編入学を目指したことで、大学受験の時よりも、もっと明確に進みたい
方向性を見つけることができ、より自分に合った大学を選ぶことができたと思います。
これも、本校入学すぐに編入学のガイダンスがあり、研究室訪問の大切さを先生方が
教えてくれたおかげです。本校に入学して、大学編入学を目指して、本当に良かった
と思います。』
と答えてくれました。
それぞれの思いを叶えたIくんとOさん、本当におめでとう!!
これからの本校での学校生活で、さらに分析やバイオの技術に磨きをかけて、
来年度からは大学で大いに羽ばたいてほしいと願っています。
by みなと