せんせのブログ

内定報告!成長の先につかんだ喜び

2019.08.22

学生たちは夏休み期間中ですが、
企業からの内定の連絡が届いてきましたので、
うれしい報告をお伝えしたいと思います。

DSC_6388.JPG
写真に写る健康化学分析学科のNさんに、
大手の医薬品関連企業から内定の連絡がありました。
入りたいと熱望していた企業から内定をいただき、
とても素敵な笑顔です!!

どうして、この企業に入りたかったのか聞くと
『医薬品といっても錠剤だけではなく、
注射剤など様々な形態の医薬品を扱っておられ、
それ以外にも臨床検査用の試薬など
幅広く医療分野に貢献できることが1つの魅力でした。
さらには、企業全体では環境や生活用品など
すごく幅広い分野を手掛けていて、
そういった中で、学んできたことを活かして、
社会貢献ができれば、やりがいがあると感じたからです。』
と思いの深さを語ってくれました。

Nさんは2年生の実験で、
日本薬局方という公定書(国などの公的機関が定めた分析法、
規格、基準値などが収載された文書)に記載された方法に従って、
医薬品を分析する実験を行いました。
UHKQSgo7.jpg
Nさんが担当講師のM先生の説明を聞きながら、分析機器を操作中です。
M先生は大手医薬品メーカーで実務経験のある教員(実務家教員)です。
実務家教員から直接指導を受け、企業で行う方法に従って、
実際に分析機器に触れながら、技術を磨けるところが本校の魅力です。
(実験の様子はこちらでご覧ください)

つまり、Nさんはこのような実験を通して技術を修得し、
その学びを強みとして採用試験に臨み、
見事、学んだことを活かせる企業に内定したのです。

下の写真は、先ほど紹介した医薬品分析の実験中の写真ですが、
写真の右側のNさんと写真の左側のNくんは、
実は同じ企業から内定をもらいました。
つまり、同じ学科のクラスメイトであるNさんとNくんは、
来春から同じ企業で働く同僚となるのです。
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Nさんに就職活動について聞くと
『先生方に面接対策をしてもらえたことが助かりました。
親と面接練習をするよりも、
本番に近い緊張感の中で練習できましたし、
模擬面接の後にアドバイスもいただけたので、
本当にありがたかったです。
また、先生方が皆さん、親身になって相談や質問に
答えてくれたことも助かりました。』
と話してくれました。

また、本校での学生生活を通して成長したことを聞くと
『実験をはじめチームで行う機会が多く、そういった機会を通して、
コミュニケーション能力が上がったと思います。
また、学ぶ姿勢も身に付いたと思います。
これらの成長のおかげで、内定につながったように思います。』
とコメントしてくれました。

希望を叶えたNさん、本当に良かったですね!
おめでとう!!
もうすぐ後期が始まります。
卒業研究もあり、まだまだ色々なスキルを磨く機会が
ありますので、残りの学生生活も有意義に過ごしてくださいね。
そして、来春から企業で活躍してくれることを楽しみにしています。

by みなと