2019.08.18
本校のオープンキャンパスは、その名を「体験入学」と言います。
この名称には、参加者の方々に様々な本校の特徴を体験していただきたいという
私たちの思いが込められています。
それでは、体験入学で、どのようなことが体験できるのか、
本日行われた8月最後の体験入学の様子とともに、お伝えしたいと思います。
体験入学では、本校や分析化学のことを理解していただくために、
・スライドによる学校や学科、就職や資格取得の説明
・教室や実験室の見学と実験設備の説明
・化学の楽しさを感じていただく体験実験
・本校をより深く理解していただける在校生との交流会
・個別に疑問や不安にお答えする個別相談会
を実施しています。
また、全てのプログラムを普段から学生と接し、
学生たちの成長の過程を肌で感じている私たち教員が行います。
広報担当者ではなく、私たち教員が直接、参加者の方に説明する理由は、
設備の見学、体験実験、在校生との交流会などで、
参加者の皆さんと私たち教員が直接触れ合ったり、
私たち教員と在校生とのやり取りを直に見ていただいたりといった体験を通じて、
本校に入学した際にはどのような教員に教えてもらえるのか、
本校がどのような雰囲気の学校なのかということを
実感していただけると考えているからです。
例えば、毎回好評の「体験実験」では、
私たち教員が操作を1つ1つ説明しながら進めますし、
実験操作の際には在校生が横からフォローしますので、
化学初心者の方、実験経験の少ない方でもご安心ください。
体験実験では、化学の楽しさを体験できる実験を4つご用意していますが、
下の写真は、その中の1つ「100%ジュースからDNAを取り出す」実験です。
ジュースから取り出したものが本当にDNAなのか"分析"しているところです。
ピカッと光って蛍光色を発しているので、実験成功です。
紫外線を照射する機器の上から、本校のマスコットキャラクター
「ふらすこーズ」も実験の成功を喜んでいます!
こちらは「固形アルコール燃料を作って、金属の燃える色を楽しむ」実験です。
まずは参加者の皆さんと私たち教員や在校生が協力して、
固形アルコール燃料を作ります。
できあがった固形アルコール燃料に金属化合物の粉を振りかけて、
金属の燃える色(炎色反応と言います)を見てみます。
炎の色が赤や緑になっているのが分かりますか?
実は、これは花火のきれいな色と同じ原理なのです。
さらに、こちらは毎回好評の「在校生との交流会」の様子です。
どのような経緯や想いを持って本校に入学してきたのか、
高校であまり化学を学んでいなくても授業や実験にはついていけるのか、
就職活動はどのように進めているのか
などの質問に、学生がそれぞれの経験を踏まえて、正直に答えていくことで、
本校をより深く理解していただくことができると考え、実施しています。
また、学生と教員のやり取りを見て、
本校の特徴である「学生と教員の距離の近さ」も
感じていただくことができると思います。
このように本校の「体験入学」では、実際に体験していただくことで、
感じ取っていただけることがたくさんあると思います。
だからこそ、本校にご興味をお持ちの方には、ぜひ一度お越しいただき、
体験していただきたいと思っていますので、
私たち教員はもちろん、在校生とふらすこーズも一緒に
皆様のお越しを心からお待ちしております。
by みなと