2019.08.18
本日は、本年度1回目の「大学編入学説明会」を実施しました。
大学編入学制度とは、
本校のように「専門士」の称号を付与できる専門学校を卒業後、
大学の2年生もしくは3年生に編入学できる制度です。
しかし、このような制度があること自体を知らないという方や
名称は聞いたことはあるけれども、詳しくは分からないという方も
多くおられます。
一方で、本校には毎年、
最初から大学に進むのではなく、本校で専門的な技術や知識を修得してから
大学を目指そうと考えて入学してくる学生や
志望大学への入学が叶わなかったけれども、浪人することなく、
大学に進学することができる方法として大学編入学制度を活用しようと
考えて入学してくる学生がいます。
そして、本校の卒業生には大学編入学を果たした先輩がたくさんいます。
そこで、数年前から年に数回、「大学編入学説明会」を実施しています。
今回は、一昨年に卒業し、現在大学4年生、
プラスチック製品メーカーに内定したMくん(写真右側)と、
先日のブログで大学編入学試験の合格をお伝えした在校生の
生命バイオ分析学科のIくん(写真中央)、
健康化学分析学科のOさん(写真左側)に
来てもらい、インタビュー形式で質問に答えてもらいました。
『大学編入学をしようと意識したのは、いつ頃からですか』
『編入学試験とは、どのようなもので、どのように対策しましたか』
『面接試験や口頭試問では、どんな質問をされましたか』
『大学に編入学して苦労した点は何ですか』
『大学でも就職活動はどうでしたか』
『高校からすぐに大学に進学せず、本校から大学に行くメリットは何ですか』
などの質問に、Mくん、Iくん、Oさんがそれぞれ正直に答えてくれました。
例えば、
「1年生の時から行ってきた面接練習のおかげで、編入学試験の面接も落ち着いて
受けることができました。」
「本校で行った面接練習が、大学での就職活動でも活かすことができました。」
「浪人してまた同じ受験勉強をするよりも、本校に入ったことで新しい知識や技術を
身につけられたので、浪人せずに、本校に入学して良かったです。」
「本校で実験技術を修得できていたので、大学での実験は苦労せずに取り組むことが
できたので、良かったと思います。」
などといったことを話してくれました。
参加者の方からは、
「受験したばかりの在校生の方、編入学して大学生活を送られた卒業生の方、
両方の話を聞くことができ、編入学試験や編入学後の大学生活のことが
よく分かりました。進路検討の大きな材料を得ることができ、
この説明会に参加して良かったです。」
などのコメントをいただきました。
ご参加いただきました皆さんには、
今後の進路選択の役に立てていただければと思います。
大学に編入学制度については、定期的に開催している体験入学などの
イベントでもご紹介していますし、個別面談の際に質問していただくことも
できますので、ご興味のある方はいつでもご相談ください。
by みなと