2019.08.29
昨日に引き続き本日も、
国家資格の取得を目指す学生たちの様子をお伝えします。
国家資格の中には技能講習を受講した後、
修了試験に合格すると取得できるものがあります。
本校ではこういった国家資格のうち、
化学やバイオと関連のある3つの資格
「有機溶剤作業主任者」、
「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」、
「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者」
について取得を推奨しており、
本日より取得希望の学生を対象に技能講習がスタートしました!
学生が手にしているのは、本日から2日間行われる
有機溶剤作業主任者の技能講習のテキストです。
この後、早速テキストを開いて、興味津々の様子でした。
「作業主任者」とは、労働災害を防ぐ目的で該当作業を行う現場の
安全と設備の管理監督を行うために、労働安全衛生法により配置が
義務付けられている人員です。
化学系の企業ではこれらの有資格者を常に必要としているため、
技能講習の人気は高く、講習の受付が開始されるとすぐに定員に達してしまい、
受講までに数か月待ちということもあるほどです。
しかし、本校には毎年多くの受講希望者がいるため、
技能講習を主催しておられる団体のご好意により
毎年夏休み期間中の8月末から9月初旬にかけて、
本校学生のためだけに100名規模の講習を行っていただいています。
こちらは受講前のリラックスした様子です。
久々に会う友達と夏休みの思い出話で盛り上がっていました。
講習会が始まりました。学生たちは真剣に講師の話に耳を傾けていました。
講習を聞いたから自動的に取得できるというわけではありません。
最後に修了試験があり、それに合格する必要があります。
しかし、本校の学生は4月から化学の基礎を学んできていますので、
これらの資格の合格率は例年ほぼ100%です。
実際、これらの資格を必要とする企業も多いので、
卒業生から「学生時代に取得しといて良かった。」
との声をよく聞く資格でもあります。
学生の皆さん、せっかく受講するのですから、
ぜひ合格してくださいね。
応援していますよ!!
by みなと