2019.09.02
今日は、国家資格の取得を目指す学生たちの様子をお伝えします。
国家資格には技能講習を受講し、
かつ修了試験に合格すると取得できるものがあります。
本校ではこういった国家資格のうち、就職先企業でも活かせる
化学やバイオと関連する資格の取得を推奨しています。
また、本校には毎年多くの受講希望者がいるため、
講習を主催しておられる団体のご好意により
本校学生のためだけに100名規模の枠を特別に用意いただいています。
今日から始まったのは、
「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」、
という資格の講習です。
下の写真は、講習が始まる前の様子です。
そもそも作業主任者とは何かというと、
作業に従事する労働者が健康障害を受けないように、
作業の方法を決定したり、予防装置や保護具の点検などを行う
責任者のことを指します。
つまり、事故などを防止するため、
一定の有害な化学物質を製造したり、取り扱う際には、
この国家資格を持った者を「作業主任者」として選び、
労働者を指揮しなければならないことが
労働安全衛生法などによって決められています。
普段の学生生活ではほとんど聴くことのない難しい単語も出てきますが、
将来は、このような立場にたって業務をとり行うようになる
学んでおいて損はありません。
受講生のN君に話を聞いてみると
「申込みについては、学校で受付をしてくれたので、スムーズにできました。
講習は普段の授業とは雰囲気が違い、さらに専門的で細かい
解説をされるので、聞き逃さないように頑張っています!」
とのことでした。
本校の授業を受けた学生たちなら、化学の基礎は身に付いているので、
真摯に取り組めば、この講習もきっとクリアできると思います。
応援しています!
by かん太郎