2019.09.13
本日は嬉しい内定の報告です。
内定したのは2年生のK君です。
K君が内定した企業は、産業用機械で使われている
潤滑油の性能評価や劣化診断を行っておられます。
さらには、顧客ニーズや現場状況に合わせた潤滑油のろ過装置の製造も
行っておられる企業です。
現在、2年生が取り組んでいる卒業研究での1コマです。
化学が好きなK君はいつも楽しそうに実験に取り組んでいます。
小さい頃から化学が好きだったK君ですが、
高校進学の時は高校卒業後すぐに働くことを考えて、
電気系の学科に進みました。
しかし、自分の将来を考えた時、やはり好きな化学を仕事にしたい!
という思いが強くなり、本校に入学してきた学生です。
本校では1年生の時から、就職活動に向けて、自己分析などを
少しずつ進めていきます。
その中で、自分は将来、どのように仕事と向き合いたいのかを考えた
K君の中に就職に対して1つの希望が生まれました。
それは、「本校(分析化学)と高校(電気)の両方の学びを活かしたい」
という希望でした。
この希望を叶えるため、K君は自分で積極的に色々と企業研究を行い、
就職活動を進めていました。
そのような中、上で述べた潤滑油の性能評価などを行っている企業から
本校に求人が届きました。
そして、この企業であれば、潤滑油の性能評価・劣化診断において
本校で学んだ分析化学の技術や知識を活かすことができ、
ろ過装置の製造において高校で学んだ電気技術・電子制御・製図の
技術や知識を活かすことができると考えて応募し、
見事、合格したのです。
担任である私みなとと、喜びのツーショットです。
希望を叶えられて満面の笑みです!
ツーショットを撮った後でK君に就職活動について聞いてみると
『最初は2つの学びを活かしたいという自分の思いを、
どのように伝えたら良いのかも分からず、悩むことも多かったですが、
その度に先生方が相談に乗ってくれたので、本当に助かりました。』
『さらに、履歴書の志望動機の書き方から面接試験の練習まで、
先生がマンツーマンで指導してくださったので、心強かったです。
希望を叶えて、内定することができ、本当にうれしいです。』
と話してくれました。
K君、内定、おめでとう!!
本校での学校生活は残り半年ほどですが、
楽しそうに取り組んでいる卒業研究を通して、分析化学の技術に磨きをかけて、
分析化学のプロフェッショナルへと、さらなる成長を期待していますよ。
by みなと