2019.09.25
今日は、校内の就職関連行事の1つである、
「化学実務駅伝」を実施しました。
年に3回実施しており、毎回異なる企業1社をお招きして実施しています。
講演いただく技術者の中には本校の卒業生もいます。
学生にとっては現場で活躍している技術者の話を聞くことによって
日頃の授業や実験がどのような意味を持つのかを知る貴重な機会となります。
今回で、「化学実務駅伝」は48回目を迎えました。
前回の様子は、こちらをご覧ください。
今回は、株式会社中研コンサルタントより、
卒業生2名を含め、3名の方よりご講演をいただきました。
下の写真は、講演後の写真で、
技術営業部 部長のK様(前列右)と、
同社の分析評価グループで、4年前の卒業生のH様(後列右)と、
1年前の卒業生のM様(前列左)です。
ぽてと先生(後列左)と一緒に撮らせていただきました。
株式会社中研コンサルタントは、
大阪住友セメント株式会社のグループ企業で、
コンクリートやセメントなどの分析をはじめ、
多くの分析機器を用いて化学分析を行い、
構造物の調査・診断なども行っておられます。
例えば、私たちが利用している高速道路や橋などを支える
コンクリートの土台部分を調査して耐久性に問題がないかを
診断することで、安全な生活環境を維持することに貢献されている企業です。
学生たちは、メモをとりながらしっかりと聞いています。
企業の概要から、卒業生それぞれ
普段行っている仕事内容を細かく説明いただきました。
講演後には、在校生からの質問にも、それぞれ丁寧に答えていただきました。
また、最後に改めて在校生に対し、
H様からは、
「自分自身も、高校を卒業してすぐに専門学校へ
進学した訳ではなかったです。いろいろな経歴を持って
入学された方もおられると思いますが、
前向きに取り組んで、チャレンジしていけば大丈夫です。」
M様からは、
「入学時に考えていた就職先のイメージと、今、働いている
企業は違いますが、人の役に立つ仕事ができていることには
変わりはないので、広い視野で、いろいろなところに可能性が
あるので、就職活動に取り組んでください。
技術は、学校で学んだことを活かされていると思います。
基礎化学実験や定性分析実験で習ったなと、
感じることも多いです。」
と、それぞれコメントをいただきました。
学生たちにとっては、年齢も近い先輩が働く状況を
直接聞くことができました。
今できることを、コツコツと行っていくことが大事であることも
知ることができたと思います。
最後に、改めて講演いただいたみなさま、
ありがとうございました!
By ましおか