2019.10.10
嬉しいニュースが届きましたね!!
2019年のノーベル化学賞をリチウムイオン電池の開発に貢献した
旭化成名誉フェローの吉野彰氏が受賞しました!\(^o^)/
リチウムイオン電池は、スマートフォンや電気自動車、飛行機などに利用されている
私たちの生活や暮らしを支える身近な製品であり技術です。
受賞理由として、「われわれの生活に革命を起こした。
化石燃料が不要な社会の基礎を築き、人類に大きな利益をもたらした。」と、
スウェーデン王立科学アカデミーはコメントしています。
まさしく、化学のチカラが私たちの生活を支え、
豊かにし、未来を築いていると言えますね!
実は、本校の2年生の卒業研究で
今回の受賞対象となったリチウムイオン電池と関わる卒業研究に
取り組んでいる学生たちがいます。
リチウムイオン電池には、ニッケル(レアメタルの一種)という素材も使われています。
このニッケルは、比較的古い充電池に使用されているのですが、
新しいリチウムイオン電池に代わっていく中で捨てられてしまします。
そこで、捨てられる充電池から、
高純度にニッケルを回収し、リチウムイオン電池に使える素材へ
リサイクルをしようと考え研究を行っています。
卒業研究をした学生に今朝の朝刊見せると
興味深く読んでいました。
学生たちは、
「ニュースで見て、びっくりしました!
自分たちの卒業研究にも関わる内容で、嬉しかったです!
ノーベル賞を近く感じることができました(笑)」
と話していました。
吉野氏は、
「いろいろなことに興味を持つことが大事であり、
なぜそうなるのか、何が理由で化学反応が進んでいるのかなど、
考えることが大事である。」
と話されていました。
卒業研究の中でも、1つ1つの現象に興味を持ち、
粘り強く取り組み、しっかりと結果を残してもらいたいと思います。
By ぽてと