2019.10.27
本日、分析化学応用学科の2年生は卒業アルバム用に実験風景のスナップ写真と
集合写真の撮影を行いました。
カメラマンさんが卒業研究を行う2年生の普段の雰囲気を撮影してくれています。
えっ、日曜日に卒業アルバムの写真撮影?と思われた方もおられるかもしれませんが、
本校には平日に通学できない方を対象とした土曜日・日曜日開講の「分析化学応用学科」
があり、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、
勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得などの
様々な入学目的を持った学生が在学しています。
また、このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、
分析化学応用学科は、1学年あたりの定員を20名とする少数精鋭で開講しています。
なお、土曜日・日曜日の通学で、平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、
国家資格を含む4つの資格(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・
化粧品総括製造販売責任者・環境管理士(2級))も卒業と同時に全員が
取得することができます。
こちらは本校の正面玄関前で集合写真の撮影準備中です。
この後、私たち教員も入って、卒業アルバムに載せる記念の1枚を撮りました。
学生たちの白衣姿も板について、白衣がユニホームの分析化学者へと
成長していることを感じますね。
先ほど述べたように、分析化学応用学科に通う学生たちの
経歴や入学目的は様々です。
上の写真に写る2年生の中にも、
・会社の業務の維持・拡大のために必要な資格を取ることを目的に
入学した会社経営者や会社員の学生
・就職に向けた技術力向上を目的に大学とダブルスクールをしている学生
・平日に働くことができるので、平日のアルバイトで学費を工面しながら
通ってきている学生
・週末だけ大阪に泊まることで、遠距離の自宅から通ってきている学生
(現在、1・2年生全体で埼玉・愛知・福岡・大分から通っている学生がいます。)
・就職や転職、社内でのキャリアアップのために技術修得を目指して入学した学生
が在籍しています。
このように様々なニーズに応えられるのも、分析化学応用学科の特徴です。
そして、多彩な学生が集まる分析化学応用学科だからこそ、お互いが刺激しあえる
良い雰囲気が生まれています。
卒業アルバムの写真撮影が終わると、卒業まであと数か月となりますが、
これから卒業研究も佳境に入っていきますので、それぞれの入学目的のために
有意義な学生生活を送ってくださいね。
by みなと