せんせのブログ

【土・日開講「分析化学応用学科」】本番さながらの実技試験

2019.11.17

本日、分析化学応用学科の1年生は定性・定量分析実験で国家資格の試験を想定した
実技試験に挑戦しました。
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真剣な眼差しで、実技試験に臨んでいますね。

本校が取得を推奨している資格の1つに、国が技術力を証明してくれる
唯一の国家資格「技能士(化学分析)」があります。
そして、この国家資格の試験には筆記試験と実技試験の両方があります。
そこで、分析化学応用学科では実技試験の対策として、定性・定量分析実験で
試験課題となる全ての実験テーマの実験操作を修得し、
さらに本番さながらの実技試験を行っています。
特に、本番さながらの実技試験を体験しておくことで、本番の実技試験の際に、
自信を持って、落ち着いて受検できるようになります。


このように国家資格の取得に向けたサポートが充実した分析化学応用学科について、
ここでご紹介したいと思います。
本校には、平日に通学できない方を対象に週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、
平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、国家資格を含む4つの資格
(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・化粧品総括製造販売責任者・
環境管理士(2級))も卒業と同時に全員が取得することができる
「分析化学応用学科」があります。

この学科では、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、
勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得などの多種多様な
入学目的を持った学生が学んでいます。
また、このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、分析化学応用学科は、
1学年あたりの定員を20名とする少数精鋭で開講しています。


先ほど、「本番さながら」と書きましたが、本日の実技試験では
・本番で課される実験テーマの1つで
・本番と同じように時間制限を設けて
・本番同様に解答用紙の記入と実験台の片づけまでを
行いました。

さらにもう1つ、「本番さながら」なことがあります。
それは、試験会場です。
実は「技能士(化学分析)」の実技試験の大阪の会場は本校であるため、
本日、実技試験を行った実験室が、本番では試験会場になります。
だからこそ、本日の実技試験を経験することで、本番の実技試験では
落ち着いて受検することができるのです。

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制限時間を気にしつつも、実験操作は丁寧に行っていました。

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最後まで気を緩めず、計算もしっかりと行っています。

実技試験を終えた学生に感想を聞くと、
『試験前は実験操作がきちんとできるか不安で、試験中も緊張しましたが、
思っていたよりもしっかりと操作もできて、いつの間にか技術が身について
きていたのだなと実感できました。』

『持てる力は発揮できたかなと思いますので、試験結果が楽しみです。
次年度、技能士の試験を受けようかなと考えているところなので、
今回の経験をしっかり覚えておきたいと思います。』
と話してくれました。

実技試験を行うと、技術が修得できていることも実感できますし、
苦手なところやきちんと修得できていないところを再発見する機会にもなります。
本日の経験を活かして、今後の実験を通して、さらなる技術力の向上を
目指していきましょうね!!

by みなと