2019.11.18
今日は、卒業研究に取り組んでいる2年生が、中間発表を行いました(下の写真)。
本校では、1年生で分析化学の基礎を学び、
2年生からは専門的な授業・実験が始まります。
そして、その集大成として2年生の後期から学生たちは選んだテーマに分かれ、
卒業研究に取り組みます。
卒業研究では班分けを行い、班のメンバーと協力しながら研究を進めていきます。
指導教員に研究の方向性や今後のアドバイスをもらうことはありますが、
基本的には自分たちで計画を立て、試行錯誤を繰り返しながら進めていきます。
学生たちは、卒業研究を通して、研究の進め方や発表の仕方などを学び、
実務につながる技術と知識を養っていきます。
今日、2年生が行った中間発表会では、
現在取り組んでいる卒業研究の目的、方法、結果、今後の研究の方向性など、
中間時点での成果についてスライドを使って発表しました。
卒業研究の途中段階で本番さながらに中間発表を行うことで、
プレゼンテーション能力を養うだけでなく、
発表後の質疑応答を通して実験の進め方や考察の仕方についてのアドバイスをもらい、
より良い卒業研究になるように実験計画の見直しなども行っていきます。
こちらは質疑応答の様子ですが、学生たちからは鋭い質問が!
また、教員から多くの質問やアドバイスがあり、
より良い卒業研究にするためには何が必要か、
学生たちは再認識しているようでした(上の2枚の写真)。
学生たちに話を聞くと、
「少し緊張しましたが、練習を何度も繰り返してきたので、
うまく発表できたと思います。課題も見つかりましたが、
今までの卒業研究を見直すとてもいい機会になりました。」
「中間発表を通して、これまで進めていた実験で何が足りないのか
気づくことができました。これからも班のメンバーと協力して
自分たちが納得いく卒業研究にしていきたいと思います。」
と話してくれました。
卒業研究を通してどんどん成長を続けていく
2年生の皆さんの姿がとても頼もしく見えます。
今日の中間発表で得たことを今後に活かし、
すばらしい卒業研究にしてください。応援しています!
By しろいるか