2019.12.19
本日も2年生が卒業研究に取り組んでいました。
その中で、今日も元気に実験していたのは、
次年度から広島大学へ編入学する生命バイオ分析学科のI君です。
I君は、化学やバイオの分野が好きで、
専門的な技術を身に付けたく、本校に入学した学生です。
本校では、入学時からバイオ分野、環境分野など、様々な分野の
基礎的な実験を行います。
それらの中で、特に川の水に生育する微生物の分析をする実験をした際、
とても楽しく感じ、微生物に対して興味が湧いたそうです!
いろいろな微生物が身の回りには存在していることを知ったI君は、
本校を卒業し、微生物を扱う検査や実験をする企業への就職も考えましたが、
もっと生物としての微生物を、より深く知りたいと思うようになり、
大学への編入学を決意しました。
そして今年の7月、その熱意を試験にぶつけ、
見事に大学編入学試験に合格しました。
その時のブログはコチラからご覧ください。
<大学編入学!Wの喜び!!>
現在、I君は「ヨモギの抗菌性」をテーマに卒業研究に取り組んでいます。
そこでは、微生物の大腸菌を使用したり、それらを用いて抗菌性試験を行ったりと
微生物を扱う分析技術を磨いています。
この技術は、多くの企業で求められる技術であるため
I君は、しっかりと身に付けておきたいと、毎回、積極的に取り組んでいます。
I君にこれからの目標を尋ねると、
「将来は、微生物を扱う技術者になりたいと考えています。
今、卒業研究で取り組んでいるテーマは、微生物や酵素を用いた実験です。
これらの実験を通して、大学生にも負けない技術を持って、
大学でも積極的に実験に取り組みたいと考えています。」
卒業研究を通して、より専門的な知識や技術を身に付け、
将来の夢につなげてくださいね!
by ましおか