2020.01.28
本校の後期の授業や実験は、先週で終了しましたが、
学生は授業がなくとも、それぞれの目的を持って登校しています。
こちらの1年生たちはというと、教員に質問をしに来ていました。
手にしているのは、「卒業研究発表会」の要旨集です。
「卒業研究発表会」で発表するのは2年生ですが
(昨日の予行演習の様子はこちらから♪)
当日、1年生は進行のお手伝いや聴講のために参加します。
聴講に備えて、前もって要旨を読み込み、自分の興味のある
研究課題への質問を考えていたのです。
その質問を考えている中で、疑問に思ったことなどについて、
先生にちょっと質問をしようと、登校していました。
実際に当日は質問できなかったとしても、
質問を考えることは、その研究について知り(時には自分で調べて)、
自分の考えをまとめる練習になります。
これは「来年、自分たちはどのような卒業研究をしたいか」を考えることにつながり、
これをきっかけに「自分がどのような仕事に就きたいか」に気づく学生もいます。
当日は、先輩たちの発表を聞いて、積極的に質問してくださいね!
また、こちらの教室を覗いてみると、
資格試験(危険物取扱者甲種)の試験勉強をしている学生たちがいました。
こちらの学生は勉強中の大切なノートを、ちょっと見せてくれました。
覚えるためには「書くこと」が、やっぱりいい方法のようです。
1年生のYさんに話を聞いてみると
「勉強は苦手だと思っていた時期もあったのですが、資格の勉強を
しているうちに、"分からないことを知る"ことが楽しくなってきました。」
とのこと。
隣にいた1年生のMさんは、
「今は法令を勉強しているんですけど、次の項目が少しややこしくて。
でも頑張って覚えています!」
と、話してくれました。
2月、3月と1年生にとっては、少し長めのお休みになりますが、
卒業研究発表会の他にも、いくつかの学校行事があったり、
資格試験があったり、就職活動の準備を始めたりと、
1年生とはいえ、のんびりしてばかりもしていられないのです。
2年間の学生生活を充実したもにのにするためにも、
「この時期に与えられた時間をどうのように使うのかが大切」と、
私たち教員は考えています。
それだは、1年生の皆さん、いつでも相談に来てくださいね。
私たちが、しっかりサポートしていきますよ。( ^_^)
by かん太郎