2020.02.05
本日は、先日1月30日のブログでもご紹介しました
道頓堀川水質調査を実施しました。
本校では、この道頓堀川水質調査を2004年から実施しており、
今年度で16年目を迎えます。この水質調査は、大阪の中心を
流れる道頓堀川の3地点から川の水をサンプリング(採水)し、
環境委員の学生たちが主体となって川の水質調査(川の水の中の
微生物量や溶存酸素量などの調査)を行っています。
分析結果は、本校のホームページで紹介していますので、
こちらのページをご覧ください。
調査結果は外部の方からも注目され、昨年の11月にはNHKの
取材を受け、水質調査の様子が紹介されました。
(取材の様子はこちら :1日目・2日目)
(放映の様子はこちらからご覧ください)
また、高校生が見学に来られたこともあります。
まず水質調査を行う上で、とても大切になるサンプリング(採水)のために
道頓堀川に出かけます。
今年度最後の道頓堀川水質調査ですので、2年生はこれが最後。
そのため、1年生が中心となり頑張ります。
昨日、卒業研究発表会を終えた2年生も休まず参加してくれて、心強い体制で
採水器などの必要な器具を持って出発です!(上の写真)
大阪ミナミの観光スポットであるグリコの看板の付近でサンプリングを行います。
1年生も4回目の参加なので、手際よく採水を進め、
寒い中でも仲間と楽しみながらサンプリングをしていました(^^)
その頃実験では、学校での待機組の学生がサンプリングが届くまで
実験準備を行っていました。
採水した川の水はすぐに調べなければ
ならない項目があるので、すぐに実験が始められるよう準備します。
サンプリング組が学校に戻ると、いよいよ実験です。
川の水の中にどれだけの酸素が溶け込んでいるか、
一般細菌や大腸菌が入っているのか等を測定していきます。
本校の課外活動は、学年を越えてコミュニケーションを取り
楽しみながら実験を進めていくことが特徴です。
今回は今年度最後の水質調査ですので、サンプリングの方法や
実験室での準備、分析手法が2年生から1年生へ引き継がれました。
来年度に期待して、1年生に様々なことを引き継いでいる2年生や
その話を聞き、わからない箇所を質問し理解していく1年生の姿を見ると
先輩から後輩へしっかり引き継ぎができたと実感し、環境委員会担当の
私も安心した瞬間です。
実験は明日以降も続くので、またブログで紹介させて頂きます。
お楽しみに!
byサブロー