2020.02.18
春休み中ですが、本日も広報委員会の学生たちが集まり、
今年の7月に実施予定の第30回目の学園祭(分化祭:分析化学のお祭)の
打合せを行いました。
本校の自治会の一つである広報委員会は、
「化学」と名の付く日本で唯一の専門学校の在籍学生として、
「化学の楽しさを発信する!」ということをベースに
活動を行っています。
入学希望者を対象としている体験入学、
毎年夏に実施している高校の先生向けの実験会や、
小学生対象の実験会など、様々な場面で登場しています。
以前の打ち合わせの模様はこちらから。
第1回目:伝えたいのは「化学の楽しさ!!」~7月の学園祭(分化祭)に向けて~
第2回目:『分化祭プロジェクト』が始動!!~伝え方をプロから学ぶ~
最初の打ち合わせから数えて、3回目となりますが、
今回は、「伝える相手のことをよく知ること、その効果的な伝え方」を
前回に引き続きリクルートさんに協力していただきながら進めていきました。
リクルートのT様から今回の流れを説明していただきました。
本校の分化祭に最も参加してほしい年代である高校生について
「よりよく知ろう。」ということで、リクルート様の様々な調査結果をもとに、
「ペルソナ」を考えていきました。
ペルソナとは、情報を提供する相手の中で最も重要な人物モデルのことです。
男女3つの班に分かれて、
それぞれの男子高校生、女子高校生の人物像を
設定していきました。
年齢は?
家族構成は?
兄弟は何人?
趣味は?
将来の夢は?
などなど、自由な発想で架空の人物を想像しながら
学生たちは楽しそうに取り組んでいました。
そして班ごとに発表しました。
いろいろな設定に驚きや笑いもあって、大変楽しい雰囲気でしたが、
あくまで目的は、『分化祭に多くの来校者を呼び、化学の楽しさを伝えること』で
さらに、この企画を継続させていき、関わっている2年生が、
卒業しても毎年の分化祭に本校へ戻ってくるようにという思いも込められています。
学生たちは、対象が具体化されたことによって、
その相手にどうやって楽しさを伝えようか、
バラバラな個性の相手には、一つの方法ではしっかりとは伝わらない。
ということに気づいたようです。
自分たちが思う化学の「楽しさ」や「面白さ」を、
相手に合わせて、伝える方法を変化させる大切さを
今回は学んだようです。
このプロジェクトはこれからも続いていきます。
どんな経緯で、どんな伝え方で
分化祭を、そして化学をつたえていくのか、
これからも本ブログで紹介していきます。
by ましおか