2020.02.23
週末(土曜・日曜)に集中して化学を学べる「分析化学応用学科」には、
週末のみ遠方の自宅から遠距離通学をしている学生も在籍しています。
週末を有効利用することで、実務につながる化学の技術と知識の修得でき、
自分自身の能力の向上を図ることができます。
まずは、このような特徴のある「分析化学応用学科」についてご紹介します。
本校では、平日の学科には通学できない社会人や大学生等を対象とした、
週末(土曜・日曜)開講の「分析化学応用学科」を設置しています。
この学科では、平日の学科で学ぶ環境・材料・バイオ・食品・医薬品・化粧品・
有機合成等の専門分野を総合的に学ぶことができ、
多種多様な分野に応用が利く人材の育成を行っています。
また、週末だけの通学ですが、以下は平日の学科と同様です。
・2年間で卒業が可能
・国家資格を含む4つの資格(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・
化粧品総括製造販売責任者・環境管理士(2級))も無試験で卒業と同時に
全員が取得することが可能
この学科に在籍する学生は入学目的も様々です。
現職でのスキルアップや技術職への就職・転職を考えている方、
事業拡大を考えている経営層といった社会人の方、
就職活動を見据えて技術力を高める目的で大学生も入学しています。
こういった多様な目的に対応するために、
この学科は学年定員20名の少数精鋭で、学生一人一人に合った指導を行っています。
分析化学応用学科1年のMさん(上の写真)は、現在勤めている会社で、
化粧品関連の資格「化粧品製造業責任技術者・化粧品総括製造販売責任者」
を取得する必要があったために本校に入学してきました。
また、資格取得の目的だけでなく、週末(土曜・日曜)のみの通学で
化学を学ぶことができ、得た知識や技術を実際の業務で活かすことができる
分析化学応用学科に大きな魅力を感じたことも
本校に入学した大きなきっかけとなったそうです。
そのようなMさんは、平日は自宅のある愛知県内の会社で働き、
週末のみ大阪で宿泊して本校に通い、化学を学んでいます。
この1年間、愛知県からの遠距離通学を続けてきたMさんに、
まずは学校生活について聞いてみました。
「学校では、いろいろなバックグラウンドをもった人たちと
一緒に化学を学んでいるので、とてもいい刺激になっています。
遠距離通学をしていますが、週末に大阪に来ることで、
いい気分転換にもなっていますし、
同じように遠距離通学している先輩からのアドバイスもあったので、
楽しく通学することができています!」
と話してくれました。
このように、平日は働いて、週末に遠距離通学をしているMさんですが、
同じ化学を学ぶ仲間と一緒に週末を有効活用して過ごすことで、
学校生活がとても充実しているようです。
また、これまで本格的な化学実験の経験がなかった化学初心者のMさんですが、
今では分析器具の扱い方もしっかり修得し、
着実に実験操作の技術が向上しています(上の写真)。
Mさんは、次のようにも話してくれました。
「これまで知らなかった知識や技術を学校では詳しく学べていて、
実際の業務に活かせていることも多いです。
そして、先生もとても親身になって講義や実験指導をしてくださっているので、
本当に助かっていますし、入学して良かったと思っています。
今の生活リズムがとても充実しているので、
週末に学校に来ることがとても楽しみです!」
遠距離通学をしながら学業と仕事との両立をし、
この1年間で大きく成長したMさん、
これからも同じ化学を学ぶ仲間と切磋琢磨しながら、
充実した学校生活を送ってくださいね!
By しろいるか
明日は国民の休日(振替休日)で学校はお休みです。
次のブログ更新は2月25日(火)です。お楽しみに!