2020.03.26
来週から新年度が始まるため、本校では、新入生の受け入れ準備が進んでいます。
本日は、教員が実験の準備を進めている様子をご紹介します!
本校に入学してくる学生の中には、
「文系出身で化学を学んだことがない」
「高校で理系クラスだったけど、ほとんど実験をしたことがない」
という実験経験の少ない、または、ないという学生が多くいます。
そのため毎年、1年生の前期には化学やバイオの
基本的な実験操作方法の修得を目的とした実験を行います。
このように毎年行っている実験ですが、予備実験を行うことで、
より分かりやすく説明するために、どのような工夫をすればよいかと
考えています。
こちらでは、かん太郎先生が合成という化学のモノづくりの基礎を学ぶ
実験の予備実験を行っているところです。
入学した当初の学生の中には、
「本当に実験ができるようになるのだろうか」と、
不安を抱えている学生も少なくありません。
そのため、少しでも早く不安を解消して、
実験を楽しめるようになってほしいという思いで予備実験をしています。
例えば、昨年に同じ実験をしたときの学生の様子や表情を思い出し、
どうすれば実験を成功させてあげられるのか、
より技術を磨くことができるのかといったことを考えています。
また、実験を行う前には、必ずどのような目的で実験を行い、
ポイントがどこにあるのかをガイダンスという時間を設けて説明を行います。
かん太郎先生は、今回の予備実験の結果を踏まえ、
ガイダンスでの説明の仕方を工夫したり、テキストの記述を一部修正する予定です。
このように、新年度の実験スタートに向けて、実験室でも着々と準備が進んでいます。
新入生の皆さん、新しく始まる専門学校生活に期待や不安を感じることが
あると思いますが、我々教員が全力でサポートしていきますので、
本校での学校生活を楽しみにしていてください!
我々教員も、皆さんと一緒に実験することを楽しみにしています!
byサブロー