2020.03.10
本日は、第37回卒業式を挙行いたしました。
新型コロナウイルス感染症の発生に伴う感染拡大を防止のために
以下のように対策を万全にして実施しました。
・適宜換気
・時間短縮
・会場内の使用入り口すべてに消毒液を設置
・座席の間隔を広げる
・来賓および在校生の出席はなし
・保護者は1名様までと限定
・校長式辞は文書で配布
そして卒業生、教職員含む出席者は、マスクを着用しての参加をお願いいたしました。
マスクがなかなか手に入りにくい状況ですので、どうしても無理な方には、
本校が準備したものを着けていただきました。
入学式と同様、会場は大阪市中央公会堂を使用致しました。
こちらの建物は、かつてアインシュタインやヘレンケラーの
講演も行われたことがある国指定の重要文化財です。
本日は、朝から雨でしたが、大変厳かな雰囲気で行うことが出来ました。
通常とは異なり、会場設営協力の在校生がいない中で、
教職員が声をかけあって準備を進めました。
そして、式が始まり、
卒業証書授与が行われました。
卒業証書は、卒業生一人ずつの名前を各担任より読み上げていき、
一人一人に校長から授与されました。
校長は授与する際にも、こまめに消毒液を使っていました。
また、感染防止策の一環として、時間短縮を図る目的で、
卒業証書の内容の読み上げなどは省略しましたが、
全員が壇上に上がり、受け取る姿を見ると、
これまでの2年間の姿を思い返さずにはいられませんでした。
最後に、これまで学業面、各種学校行事、そしてクラブ活動など、
様々な場面で活躍してきた卒業生に対して、各方面から賞が贈られます。
こちらも同様に感染防止策として、司会が名前を読み上げ、
校長からの読み上げはなしで、一人ずつに賞状を授与しました。
式終了後は、学科ごとに記念撮影をしました。
写真を撮る際は、私語厳禁のもと、マスクを取って撮影です。
それでも会場は、はなやかな雰囲気に満ちていました。
校長式辞、送辞や答辞もなく、
卒業証書、賞状授与にほぼ特化した卒業式にはなりましたが、
校長より、一人一人に証書が授与され、
シンプルでしたがとっても素晴らしい卒業式になった気がします。
参加された保護者の方からも「ありがとうございました」、
「お世話になりました」など、ありがたいお言葉をいただきました。
このような状況の中にも参加いただき本当にありがとうございました。
学生一人一人が努力を重ねて頑張った結果が、
本日の卒業に繋がりました。
卒業生の皆さん、
本校学んだことを礎にして、それぞれの進路で頑張ってください。
そして、いつでも遊びに来てください!!
そして、7月4日の分化祭(学園祭)の日、
延期になりました卒業記念パーティーで再会できることを、
楽しみにしています!
by ましおか