せんせのブログ
【土・日開講「化学分析学科」】じっくり、しっかり、基礎から学ぼう!
2020.04.06
週末のみ通学し、化学分析の知識と技術を学ぶ化学分析学科は
少人数制のため、「3つの密(密閉・密集・密接)」を避けられるので、
国や大阪府の方針を見極めつつ、最大限の感染拡大防止の配慮を敷いて、
現時点では授業を行っています。
なお、今後の状況によって対応の変わることもあり得ますが、
現時点での本校の対応は以下のリンク先に詳しく記載していますので
ご確認ください。
▼新型コロナウイルス感染症への対応について
もちろん、授業を行うに当たっては、私たち教員はもちろんのこと、
登校する学生たちにも以下の点を厳守させて、
感染拡大防止に努めています。
・発熱や風邪症状のある場合は校内に立ち入らないこと
・マスクを常に着用すること
・手洗いを励行し、各所にあるエタノール消毒液を活用すること
・教室等は常に換気を行うこと
・会話の際には適切な距離を保つこと
まずは、週末のみの通学、少人数制といった特徴を持つ、
「化学分析学科」について、ご紹介します。
本校には、平日に通学できない方を対象に週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、
平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、
国家資格を含む4つの資格(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・
化粧品総括製造販売責任者・環境管理士(2級))を卒業と同時に全員が取得する
ことができる「化学分析学科」があります。
この学科では、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、
勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得などの多種多様な
入学目的を持った学生が学んでいます。
また、このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、化学分析学科は、
1学年あたりの定員を20名とする少数精鋭で開講しています。
昨日、学生生活を始めるためのガイダンスを受けた化学分析学科の学生は、
平日開講学科の学生よりも一足早く、本日から授業が始まりました。
![]()
こちらは機器分析法Ⅰという授業の一場面です。
化学分析学科に入学する学生の多くが文系出身の化学初心者なので、
例えば、この授業では
・化学分析には、どのような種類があるのか
・化学分析の1つである機器分析とは、どのような技術なのか
・機器分析の長所や短所には、どのようなことがあるのか
といった基礎中の基礎から、授業を始めます。
このように、全ての授業や実験で、化学初心者の方が多くいることを
前提として、基礎中の基礎からじっくりと、1つ1つの知識や技術が
着実にしっかりと修得していくことができるよう、丁寧な解説・指導を
行っていますので、化学初心者の方でも安心です。
授業を終えた1年生に感想を聞くと
『授業名が難しそうで、授業が始まるまでは理解できるか不安でしたが、
初歩のところから丁寧に、分かりやすい具体的な実例なども取り上げて、
説明してくださったので、化学初心者の私にも理解することができ、
不安もなくなりました。』
『本日はどの科目も導入の話でしたが、その科目に関する様々な話題も
聞けて、とてもワクワクした気持ちになりました。これからの2年間、
様々なことを吸収していきたいと思いました。』
『新型コロナウイルス感染症の感染拡大が起こって、授業を受けられるのか
心配していたので、徹底した安全配慮の下、授業が行われ、本当に良かったです。』
と話してくれました。
新型コロナウイルス感染症の状況変化が心配されるところですが、
それぞれの入学目的を叶えるために、少しずつ、でも着実に、
知識や技術を身に着けていきましょうね。
教員一同、皆さんの学びを全力でサポートしていきます!!
by みなと


