せんせのブログ
【土・日開講「化学分析学科」】遠隔授業で実験ガイダンス
2020.04.12
本日、分析化学応用学科(2021年度より化学分析学科へ変更予定)の1・2年生は、
遠隔授業で実験方法や使用器具の使い方などについて学ぶ実験ガイダンスを行いました。
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2年の学生たちが、本校の実験で初めて使うマイクロピペットという
実験器具の使い方を、私みなとが説明しています。
遠隔授業ではありますが、実物を見せ、操作方法を実演しながら
説明することで、初めて使う学生にも正しい使い方が覚えられるよう
工夫しています。
大阪府に非常事態宣言が出されている現状等を踏まえ、
本校では学生が登校して来て行う授業は中止し、
昨日より遠隔授業を開始しています。
また、今後の状況によって対応が変わることもあり得ますが、
遠隔授業の実施など現時点での本校の対応は
以下のリンク先に詳しく記載していますので、ご確認ください。
▼新型コロナウイルス感染症への対応について
まずは、本日、実験ガイダンスを行った「化学分析学科」について
ご紹介します。
本校には、平日に通学できない方を対象に週末(土曜日・日曜日)だけの
通学で、平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、国家資格を含む
4つの資格(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・化粧品総括製造
販売責任者・環境管理士(2級))も卒業と同時に全員が取得することができる
「化学分析学科」があります。
この学科に在学する学生は、化学分野への転職を希望する社会人、
資格取得を目的とする企業経営者、就職に向けて技術力を高めたい大学生、
手作り石けんの販売を叶えたい主婦、正規社員への就職を目指す派遣社員や
フリーターの方など、多彩です。
そのため、学生の入学目的も技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップや
スキルアップ、勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得など
多種多様です。
そこで、様々な学生のニーズに対応するため、1学年あたりの定員を20名として、
少数精鋭で開講しています。
このように様々な目的、経歴を持って入学してくる化学分析学科の学生の
多くが、元々文系で化学を初めて学ぶ、化学の実験はほとんどしたことがない
化学初心者の方です。
そこで、化学初心者の方でも安心して授業や実験を受けていただけるよう、
化学初心者の方でも2年間で化学分析の技術者へと成長することができるよう、
授業も実験も基礎中の基礎から少しずつステップアップできるように工夫して
います。
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こちらは1年生の実験ガイダンスの様子です。
化学分析で用いる基本的なガラス器具の中でも重要な器具の1つである
ホールピペットの使い方を、演示を交えながら説明しています。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大で登校できないため、
実際に実験を行うのは5月の連休明け以降になりますが、
本日のガイダンスで学んだことをしっかり復習しつつ、
実際に実験をする日を楽しみにしておいてくださいね。
by みなと


