2020.04.18
本日から、分析化学応用学科(2021年度より化学分析学科へ名称変更予定)の
1年生は高校の化学の基礎から学ぶ「基礎化学」という授業が始まりました。
もちろん、全国的に非常事態宣言が出されている状況ですので、
土日開講の学科でも学生が登校して行う授業は中止し、
先週の土曜日から遠隔授業を行っています。
また、今後の状況によって対応が変わることもあり得ますが、
遠隔授業の実施など現時点での本校の対応は
以下のリンク先に詳しく記載していますので、ご確認ください。
▼新型コロナウイルス感染症への対応について
ちょうど、授業中の小休憩の後だったので、授業の前半で学んだ
大切な用語の復習をしているところでした。
写真からも分かるように「基礎化学」という授業は、
元素や原子といった用語を知ることなど、
高校化学の基礎中の基礎から学べる科目です。
このように授業では基本的な用語を覚えることから、
実験では実験器具の名称や取り扱い方を知るところから
始まりますので、化学初心者の方でも安心して学ぶことが
できます。
ここで、週末を利用して、化学の知識と技術を基礎から学ぶことができる
「化学分析学科」について、ご紹介します。
本校には、平日に通学できない方を対象に週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、
平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、国家資格を含む4つの資格
(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・化粧品総括製造販売責任者・
環境管理士(2級))も卒業と同時に全員が取得することができる「化学分析学科」
があります。
この学科では、技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、
勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得などの多種多様な
入学目的を持った学生が学んでいます。
また、このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、化学分析学科は、
1学年あたりの定員を20名とする少数精鋭で開講しています。
化学分析学科の学生は平日働いていたり、大学などに通っていたりして、
週末に本校で化学を学んでいますが、その多くが文系出身の方であったり、
化学を学んでから年月が経って、ほとんど覚えていない方であったりします。
そのため、化学分析学科では、化学の知識も化学実験の技術も基礎中の基礎から
徐々にステップアップできるようなカリキュラムとなっています。
化学分析学科の1年生の皆さん、入学早々、遠隔授業が始まって、
不安に感じているかもしれませんが、
遠隔授業でも、基礎中の基礎からじっくり丁寧に授業を進めていくことは
変わりませんので、安心して授業を受けてくださいね。
それぞれの入学目的を叶えるために、みんなで一緒に基礎から学んでいきましょう!
by みなと