せんせのブログ

【土・日開講「化学分析学科」】化学もバイオも学べます(遠隔授業実施中)

2020.04.19

分析化学応用学科(2021年度より化学分析学科へ名称変更予定)では、
化学だけではなく、バイオについても学ぶことができます。


現在、非常事態宣言が全国に出されている状況ですので、
土日開講の学科でも学生が登校して行う授業は中止し、
遠隔授業を行っています。

また、今後の状況によって対応が変わることもあり得ますが、
遠隔授業の実施など現時点での本校の対応は
以下のリンク先に詳しく記載していますので、ご確認ください。
▼新型コロナウイルス感染症への対応について


P1090266.JPG
こちらは、私みなとが担当する「バイオテクノロジー総論」という授業での
1コマです。
この科目では遺伝子工学から微生物学までバイオテクノロジーの基礎を
幅広く学ぶことができます。


このように化学だけではなく、バイオについても学ぶことができる
「化学分析学科」とは、どのような学科なのか、まずはご紹介します。

本校には、平日に通学できない方を対象とした土曜日・日曜日開講の
「化学分析学科」があります。
週末を活用することで、平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、
国家資格を含む4つの資格(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・
化粧品総括製造販売責任者・環境管理士(2級))も卒業と同時に全員が取得する
ことができます。

この学科に在学する学生の入学目的は、例えば、技術職への就職や転職、
現職でのキャリアアップやスキルアップ、勤務先や自ら経営する企業の
事業拡大に必要な国家資格の取得など多彩です。
さらに、それぞれの学生が学びたい分野も様々であるため、化学分析学科では、
環境・医薬品・化粧品・食品・バイオ・金属材料・有機材料などの幅広い分野の
知識と技術を総合的に学べるカリキュラムとなっています。
また、このような多種多様なニーズに対応するため、1学年あたりの定員を20名
として、少数精鋭で開講しています。


このように多種多様なニーズを持った学生たちが入学してくるため、
化学だけではなく、バイオに関する授業や実験も実施し、
それぞれの学生のニーズにできる限り応えています。

もちろん、バイオに関する授業でも、化学と授業と同様に基礎中の基礎から
始めます。
例えば、上の写真でも分かるように、DNAの構造といった基本から説明を
行いますので、バイオの初心者の方でも安心です。

今回はバイオテクノロジーに関する科目を紹介しましたが、
化学分析学科では2年間で、環境や材料、医薬品や化粧品、そして食品といった
様々な分野の知識と技術を学ぶことができます。

幅広い分野のことを学ぶことで、例えば就職・転職を目指す場合は、
その選択肢が広がり、就職や転職を叶えることにつながった卒業生も多くいます。
また、視野が広がることで、より柔軟な発想ができるようになったと、
自らの成長を語ってくれた卒業生もいます。

化学分析学科の皆さん、様々な分野の知識や技術を得ることで、
様々な視点を持ち、マルチに活躍できる分析化学者へと成長できますので、
色々なことに興味を持って、どんどん吸収していってくださいね。

by みなと