2020.05.08
5月4日に、国による新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく
「緊急事態宣言」は、5月31日(日)まで延長されました。
大阪府においても、緊急事態措置を延長されることとなり、
現在のところ、専門学校にも休業が要請され、本校も遠隔授業の継続を決め、
新たに連絡ツールの一つとして「学生専用ホームページ」も開設しました。
また、本校では、4月から遠隔授業を始めており、1ヶ月近くが経ちました。
昨日のブログでも紹介しましたが、
本校の学生は90%以上が視聴し、とても積極的な姿勢で取り組んでいます。
当初は、我々教員も慣れないことが多く、
まずは、「授業を行う」ことに重点を置いて実施していましたが、
本日より、より一層の臨場感を持って学生に授業に臨んでもらうため、
双方向的なやりとりを増やすこととしました。
上の写真わかりますか?
「点呼ではマイクのミュートを切って」と黒板に書いてあります。
授業によっては、100名以上の受講学生がいるので、
いわゆる一般的な「web会議」とは異なり、受講する学生は、
マイクはミュート、カメラはオフにして受講していました。
それでも、
「自分一人だけではなく、同じクラスのみんなも一緒に授業を受けている」
という連帯感を意識するために、点呼を実施していましたが、
本日より、そのマイクをオンにして、
一人ひとり「返事」をすることとしました!
とても元気よく返事をする学生、
自宅には家族がいらっしゃるので、小さめに返事をする学生、
操作がわからなくて、受講しているのに返事ができない学生(笑)
などなど、様々なリアクションがあり、我々の予想以上に、
通常登校した時の授業の雰囲気に近い感覚で、進められました。
1年生は、さすがに少し緊張気味でしたが、
2年生は久しぶりにクラスメイトの声が聞けて良かったという声もありました。
他にも、授業中の質問受付や、チャットを利用した質疑応答など、
少しずつ導入し、双方向的に努めていきます。
5月に入り、開講科目も増やし、多くの先生方が関わっていきますが、
登校はしていなくても、「みんなと学んでいる。」という雰囲気を
大切に今後も進めていきたいと思います。
外出自粛の中、世の中の動きは止まっているかもしれませんが、
我々は動きを止めません。
これからもどんな状況にも対応できるように準備していきます。
学生の皆さん、一緒に頑張りましょう!
by ましおか