2020.05.26
国による緊急事態宣言は、5月21日に解除されました。
しかしながら、本校では安全性を配慮して、平日学科は5月中の遠隔授業継続しており、
6月からは、分散登校など感染防止策を講じ、段階的な授業再開の準備をしております。
そして、再開後の限られた条件の中でも教育活動を円滑に実施するため、
現在は週1回の登校日を設けています。
我々教員としてもカメラ越しに学生を見るよりも、
やはり直接会ってみると、遥かに様子が分かります。
本日は、2年生の登校日でした。
緊急事態宣言が解除されたとあって、登校日の中では最も多くの学生が登校してきました。
もちろん、登校日を設ける上で、以下の対策を講じています。
・教室は、学生が密集しない広い部屋で常に換気して実施。
・クラスによって実施時間を変える。
・玄関で必ずアルコール消毒をし、一人一人検温。
・発熱や風邪症状のある場合は校内に立ち入らない。
・教員・学生はマスク着用の義務付け。
・会話の際には適切な距離を保つこと
2年生では、学科ごとに実験を行いますが、
今回の登校日では、生命バイオ分析学科と健康化学分析学科の学生に対し、
実験で用いる器具や機器の説明を行いました。
学生間の距離もとって、説明をしています。
久しぶりの実験室とあって、学生たちはちょっとウキウキしているように見えました。
こちらは、「マイクロピペット」という、微量の液体サンプルや試薬を図り取る器具ですが、
学科ごとに少人数で説明をするため、学生たちは、例年以上にじっくりと聞けたようです。
※練習のために、水道水を使用し、確認しやすいように実験台に液体を排出しています。
「早く新しい実験がしたいです。」
「この器具を実際に実験で使用したい!」
「なんだか懐かしい空気です。」
「やっぱり実験室はいいです!」
などなど、久しぶりの友人との再会だけでなく
実験室への入室や実験器具たちとの再会?にも喜んでいる様子でした。
緊急事態宣言が解除されても、すぐに以前のように戻るとは考えられません。
その都度、状況に合わせて、学校としても対応していきますので、
学生の皆さんも一緒に頑張っていきましょう。
by ましおか