せんせのブログ
学生の評価を受けながら備えを固めて6月へ!
2020.05.27
みなさまはじめまして。
「夏は天然サウナ、冬は天然冷凍庫」の山形から逃れて、はやウン十年。
食い倒れの街にすっかり魅了され、横に大きく育った「ゆきだるま」です。
これから本ブログを担当する1人として学生の様子などを伝えていきますのでよろしくお願いします。
緊急事態宣言が解除され、本校の周囲でも次第に人や車の通行量が増えてきたように感じます。
ここから、更に新型コロナウイルスへの対策をしていかねばなりません。
昨日のブログでも取り上げましたが、本校では6月からの実験再開を見据えて、
様々な対応策を検討し、実行に移しています。
登校時の検温、マスク着用、アルコールによる手指の消毒はもちろん、
三密を避けるような動線も検討しています。
また、分析技術を身に付ける上で欠かせないのが、実験です。
実験時にはどうしてもお互いの距離が近くなりがちです。
その対策として、フェイスシールドの導入も検討していました。
そして、今日フェイスシールドが届き、早速教職員で着けてみました。
こちらは、校長先生!
フェイスシールドは、全学生に配布する予定で、
マスクを着用している場合と、していない場合での付けた感覚など、早速教員で検証してみました。
学生のみなさん、安心して実験ができるように準備しているので、実験日を楽しみにしておいてくださいね。
一方、授業は、4月からこれまでの約2ヶ月、
本校ではWEBを利用したオンラインでの遠隔授業を続けてきました。
2ヶ月ではありますが、日々休みなく積み上げてきた授業数は通常授業と変わりません。
下の写真は、1年生の「基礎化学」の授業の一コマです。
既に、15回もの授業を行っています。
黒板の上部に、「15回」の文字があるのをお分かりいただけるでしょうか?
第1回の授業では、「化学で使用する単位」と言う、
基礎の基礎を学んでいた学生が、少しずつレベルを上げ、日々の授業に臨んでいます。
チャットやメールでの質問も多くなってきました。
こうなると、我々講師陣も「負けてられないぞ」と、更に授業に熱が入ります。
6月以降、実験や授業で直接顔を合わせるのが楽しみで仕方ありません。
この遠隔授業を始めるにあたり、対面授業のように学生が理解できるのか、
また、対面できない期間が続くことで、フォローはできるのだろうかと、様々な心配事がありました。
そのため、オンラインの強みを生かした授業、双方向性を意識した運営、
オンラインでの面談など、打てる手を打ち続けてきました。
これらの対応が良かったのかを検証するため、
先日、学生に、この2ヶ月の遠隔授業に関するアンケートを実施しました。
その結果はコチラをご覧ください。(集計結果のPDFはこちら)
全体として、学生から良い評価をもらえたことに、
教職員一同、安堵すると同時に、これから更に良いものを作り上げていこうと、
気持ちを前に奮い立たせることができました。
そして、98.5%もの学生が真摯に回答を返してくれたことに、
本校に寄せられている期待と信頼の強さ、そしてその重みを改めて実感しました。
学生のみなさん、6月以降も遠隔授業は続きますが、
新たに始まる実験も楽しみにしておいてくださいね。
また何かあれば担任の先生にも相談してください!
By ゆきだるま