2020.06.19
本校ではコロナウイルス感染拡大を防止するために、
4月から遠隔授業を行ってきましたが、
今週から「登校して実験」と「在宅での遠隔授業」を併用しながら、
7月からの通常授業再開に向けて、「登校して実験」を増やしての学校生活を開始しました。
登校の際には、感染を避けるために分散登校を実施しています。
校内では検温と手指と靴の消毒を徹底し、適切な距離をとること。
また、実験では、操作を進めるうえで密集・密接を避け、
フェイスシールドと使い捨て手袋を着用するようにしています。
本日は、1年生の定性分析実験の様子をご紹介します。
定性分析は「何が」含まれているのか分析します。
本校の定性分析実験では、金属のイオンを分析します。
この実験を通して、定性分析の技術を学びながら、
基本的な試薬や器具の扱いを身に付けることも目的としています。
試料溶液中に、どのような金属イオンが含まれているかを調べるための実験方法は決まっているので、
その手順に沿って実験を行います。
1年生は、今月から基礎化学実験に取り組み、この3週間でも実験の技術は向上しています。
また、クラスの仲間達と協力して実験をしているので、少しずつ絆が育まれてきましたo( ^_^ )o
学生達に話を聞くと
「透明の液体に色がついたりして面白いです!」
「操作の回数が多く、器具に多く触れるの少しずつ実験になれてきました!」
と楽しみながら実験ができている様子でした。
この定性分析実験は、化学分析の能力を唯一評価できる国家資格
「化学分析技能士」の実技試験の試験範囲にもなっています。
1年生の皆さん、この調子でチームワーク力を育み、国家資格の取得を目指していきましょうね!
byサブロー