2020.06.14
本日、6月の「社会人入学説明会」を実施しました。
本校に入学してこられる方の割合は、年度によって多少異なりますが、
約40%がすでに高校を卒業している、
「社会人、浪人生、大学生、短大生、フリーター、主婦」の方なので、
これら方々を対象とした「社会人入学説明会」を実施しています。
また、参加者の方に少しでも安心して社会人入学説明会にご参加いただけるよう、
本校では以下の措置を講じています。
・本校の各所に消毒用エタノールを設置
・座席間隔の確保
・実験配置の際の適切な間隔の確保
・適宜換気
・本校の教職員のマスク着用
・受付での検温、手および靴底の消毒
・実験でのフェイスシールドと手袋の着用
その他詳細についてはこちらをご覧ください。
今回は社会人の方の参加が多かったのですが、
『化学を学び国家資格を取得することで、
現職の事務職から技術職にキャリアチェンジしたい。』
『手に職を付けて、より安定した仕事に転職したい。』
『化粧品に関する資格を取得して、自ら起業したい。』
などの参加理由は様々です。
本校には、週末のみ通学して分析化学の知識や技術を修得できる学科(化学分析学科)もあります。
この学科ですと、平日に働きながら学べるので、
現職を続けながらスキルアップや資格取得をしたいと考えておられる方や、
自ら学費を工面しながら学びたいと考えておられる方も社会人入学説明会に参加されます。
社会人入学説明会では、体験入学と同様に、
学校全体の説明や校舎見学、体験実験、そして個別面談を行います。
また、本校の説明会では、全てのプログラムを、
普段から学生と接し、学生たちの成長の過程を肌で感じている私たち教員が行います。
広報担当者ではなく、私たち教員が直接、参加者の方に説明することで、
本校に入学した際、どのような先生に教えてもらえるのか、
どのような雰囲気なのかということを実感していただくようにしています。
例えば、体験実験では下の写真のように、私たち教員が1つ1つ説明しながら進めていきます。
こちらは金属の燃えるカラフルな色を楽しめる実験です。
私みなとが、それぞれの金属の炎の色や、
この原理が応用されている身近な例について、説明しています。
校舎見学では、実際に実験で使う分析機器などを見ていただけます。
様々な分析機器を1年生の時から何度も触れることで、
自然と体で技術を覚えることができるという本校の特徴を感じていただけると思います。
また、スライドを用いた学校全体の説明では、
・分析化学とはどんな技術で、どのような仕事で使われているのか。
・本校はどんな学校で、どのような学科があるのか。
・日々の授業・実験や学校行事・課外活動など学校生活はどんな感じか。
・就職活動や資格取得のために、どのようなサポートがあるのか。
・どのような国家資格が取れるのか。
・どのような分野に就職できるのか。どんな企業から求人があるのか。
などについてご紹介しています。
さらに、今年度から大きく変更した本校の入試制度についても説明しています。
ここでは、本校卒業時の「到達目標」を数値化して明らかにし、
それをどのような「教育目標」をもって教育指導にあたるのか。
そして、そのためにどのような学生をどのような方法で募集するのかという
「募集方針」を見える化した3つのポリシーと、
本校にAOエントリーや出願する際に、現時点での化学基礎力を自己評価いただくとともに、
基礎的な化学への興味や関心を高めていただくために新たに導入した「化学力評価」について説明しています。
最後に個別面談を行い、それぞれの方が抱えておられる不安や疑問に1つ1つお答えしています。
今回、社会人入学説明会に参加された方々からは、
『これまで化学を学んだことがなかったため、
説明会への参加も躊躇していたのですが、
説明を聞いて化学初心者でも大丈夫であることが分かり安心するとともに、
希望を実現できる可能性が見えました。
説明会に勇気を出して参加して、本当に良かったです。』
『現職でキャリアアップするために役立つ資格が色々と取れることと、
そのためのサポートも充実していることが分かりました。
その他の疑問点なども解消できて、良かったです。』
『体験実験が楽しく、この分野で仕事がしたいと改めて強く思いました。
入学に向けて、前向きに準備していきたいです。』
といった感想をいただきました。
このブログをご覧になって、
『日本分析化学専門学校』とは、どんな学校なのだろう?
化学や分析の学校では、どんなことが学べるのだろう?
化学や分析の技術を学ぶと、どんな仕事で活躍できるのだろう?
と思われた方は、本校の説明会に是非、ご参加ください。
私たち教員は、いつでも皆様のお越しを心からお待ちしております!!
by みなと