2020.06.01
今日から遠隔授業在宅組、実験登校組などと分かれながら、
徐々に本格的な授業・実験へと段階的に学校を再開することとなり、
登校した学生たちの元気な声が校舎にもどってきました。
一番広い大教室には、登校してきた1年生が間隔を取りながら座っています。
本来ならば、もう少し詰めて座るところですが、
感染予防対策として、互いの距離を確保して座れる体制を整えるため、
一学年を半分に分けて登校させています。
下の写真は、校長先生が挨拶をしている時の様子です。
本校では、大阪に休業要請が出される前から、
学生の安全を第一に、休校措置をとり、それから約2ヶ月が経過しました。
その間、授業はすべてWEBを利用したオンラインで実施しました。
登校日も週1回程度を設けましたが、
それは授業をしない出席義務もない登校日としていたため、
学生の個々の環境によっては、2ヶ月間ほとんど登校できていない、
または今日が今年度始めて登校したという学生もいました。
今日、分散登校という形ではありましたが、
ほとんどの学生が登校し、学校を再開することができたことは、
私たち担任や教職員にとって、とても嬉しい1日となりました。
校長先生からは、
「この2ヶ月、遠隔授業を行い、
毎回、9割近い学生がリアルタイムで受講してくれていたことは、
私たちの励みにもなっていました。
そのように皆さんが取り組んでくれたことで、ここまで来ることができました。
そして、一部とは言え登校が再開できたことはとても嬉しく感じています。
だから、『今日、こうして登校してくれてありがとう』と改めて申し上げたい。
このような状況になったことは、誰もが始めてですが、
みなさんは、だからこそ目の前のことに全力で励んでください。
このコロナ禍の中でも、私たちが越えているハードルは先人の経験がないもの。
こうしたハードルを一つずつ乗り越えていくことで、
必ず人としての成長を遂げているはずです。これからも頑張りましょう!」
と、話されていました。
本校のこのような遠隔授業の取り組みは、
校長先生からの話にもあったように学生が一生懸命取り組んでくれたことで、
文部科学省からも高い評価をいただくことができました。
今回、文部科学省が全国の専修学校に対して作成された紹介動画の中で、
本校を一番に取り上げてもいただきました。
こちらのHPにまとめていますので、ご覧ください!
▼文部科学省制作動画への協力について
さて、今日の1年生は学校再開の登校初日とあって、
まずは改めて学校内のいろいろな設備の説明を行いました。
例年ならば、学生と一緒に校内を移動してそれぞれの場所で説明を行いますが、
移動が増えると感染の可能性も増えるため、遠隔授業で活用したシステムを利用して、
数名の学生が校内を回る様子をリアルタイムで映像配信することで、
教室内にいる多くの学生に情報を共有する形式で進めました。
また、最後には学生の自己紹介の時間も設けました。
同じクラスには、どのような友達がいるのか、
今まではWEBでの授業でしか名前を聞いたことのなかった友達も、
こうして自己紹介をすることで、出身地や趣味なども知ることができたようです。
中には、これからの自身の豊富として、
「みんなで頑張って資格をとっていきましょう!」と話す学生もいれば、
「これまでは化学を勉強してこなかったので不安な部分もありますが、
話し掛けたりしたときは、教えてください!」
と、自身の不安を正直に話す学生もいました。
入学して2ヶ月といっても、部分的にでも、
本格的に始まるのはこれからです。
まだまだ不安もたくさんある1年生ですが、
私たち教職員も全力でフォローしていくので安心してくださいね!
By ぽてと