せんせのブログ

【土・日開講「化学分析学科」】通常授業を再開!

2020.06.06

少人数制のため3密(密閉・密集・密接)にならない
分析化学応用学科(2021年度より化学分析学科へ名称変更予定)では、
本日から1・2年生全員が登校する通常の授業を再開しました。
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こちらは1年生の教室です。
やっと教室に活気が戻ってきました!


もちろん、完全な授業再開に際しては、校内での常時マスク着用、
登校時の手のアルコール消毒、靴底の消毒、検温、
実験時にはディスポーザブル手袋(使い捨て手袋)の着用やフェイスシールドの着用など、
様々な感染予防対策を講じています。
(本校における感染予防対策についてはこちらをご覧ください)


登校してきた学生たちは、遠隔授業中は行えなかった実験に取り組みました。
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2年生の実験の様子です。
3ヶ月ぶりの実験なので、少し緊張した表情ですが、
その手つきから、1年生できちんと技術が身についていることが伺えます。


ここで、本日から全員の登校を再開し、
早速実験に取り組んだ学生たちが所属する化学分析学科について紹介します。
本校には、平日に通学できない方を対象とした土曜日・日曜日開講の「化学分析学科」があります。
この学科では週末を活用することで、
平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、
国家資格を含む4つの資格(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・
化粧品総括製造販売責任者・環境管理士(2級))も卒業と同時に全員が取得することができます。

この学科に在学する学生の入学目的は、例えば、技術職への就職や転職、
現職でのキャリアアップやスキルアップ、
勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得など多彩です。
そして、多種多様な目的に対応するため、1学年あたりの定員を20名として、
少数精鋭で開講しています。


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2年生は分析機器の使い方も慣れていて、自分たちで確認しながら、
主体的に実験を進めることができていました。
相談する時も、ソーシャルディスタンスを意識して、取り組んでいます。

実験を終えた学生に感想を聞くと
『あまりに久しぶりの実験だったので、最初は操作を思い出すのに少し苦労しましたが、
段々思い出してくると自然と体が動くようになって、
1年間で基本的な技術力が身に付いていたことを実感でき、自信にもなりました。』

『実験はやはり楽しいですね。2年生になって、より専門的な実験になり、
どんどん興味が湧いてきます。
実試料を使った実験で良い結果が出るととても達成があります。
これからもしっかり技術を磨いていきたいです。』
と話してくれました。


やっと登校することができて、早速実験にも取り組めて、
学生たちは楽しそうで、充実した表情をしていました。
今の活気あふれる雰囲気を大切にして、授業や実験に取り組んで、
1年生は少しずつ基礎力を、2年生は着実に応用・実践力を身につけていきましょう!!

by みなと