せんせのブログ

3人揃って内定!きっかけは先輩の働く姿!

2020.07.10

今日は嬉しい就職内定の報告です!
内定したのは、左からHさん、Yさん、そしてHくんです。
日本を代表する大手塗料メーカーで、新幹線や自動車などの塗料を開発・製造されている企業です。
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その企業で、研究開発や製品の品質管理に関わる分析を行います。
企業の方からは、それぞれの個性や人間性、
現在の学校での勉強や実験に対する取り組みを高く評価いただきました。

3人が今回、この企業へ応募しようと思ったのは、
1年前の7月に見学をさせていただいたことがきっかけでした。
当時1年生の3人は、本校の就職関連行事である「事業所見学会」で、
こちらの企業を訪問し分析室を見学しました。
また、その時に本校の卒業生が説明をしてくれ、
先輩の働く姿を間近で見ることもできました。
昨年の事業所見学会の様子は、以下のリンクからご覧ください
分析現場で活躍する先輩から学ぶ~第2回 事業所見学会~

「事業所見学会」とは、年に数回、
卒業生の働いている企業などへ見学に行く就職関連行事の1つです。
学生たちにとっては、将来就きたいと考えている分野の企業を見学し、
学校で学んでいる分析化学の知識や技術が、
実際の分析室や製造現場でどのように活かされているのか、
析化学者がどのように社会に貢献しているかも知ることのできる貴重な機会です。

3人は、高校を卒業してすぐ、浪人生活を経て、
または一度大学へ進学してから進路変更をして本校へ入学をしてきたという、
三者三様の経歴を持っていますが、
実際に「働く」ということは、イメージできているようでも当時は実感はできていませんでした。
見学先として、この企業を選んだのも、
何となく興味があるかなという感覚であったと、振り返り話していました。

そして、いざ行ってみると、実際に扱われている製品だけでなく、
働く先輩の姿や、大きくて立派な分析機器、様々な分析手法などを見て知り、
「この企業で働いてみたい!」と思ったそうです。

今回、求人票に記載されていた採用枠は2名でしたが、
応募した3名全員を採用いただきました。
本校へ入学した当時は、化学は決して得意とは言い切れなかった学生ですが、
先輩の姿を見て「この企業で働きたい!」という気持ちが芽生え、
面接試験の前には、それぞれがいろいろな先生に、
時には校長先生にも何度もアドバイスを受けにいったりしながら対策をしてきました。
それは、やはりこの企業に行きたいという気持ちがあってのことです。
そして、想いが熱意として面接官にも伝わり、
「とても優秀な学生さんたちでした。いずれの面接官からも評価は良かったです」
と、評価もいただくことができました。

これからの学校生活は、さらに充実したものとして
将来、立派な分析化学者として活躍できる人材となるべく
有意義に過ごしてもらいたいと思います!

内定、おめでと~!

By ぽてと