せんせのブログ

国家資格「危険物取扱者」試験を校内で受験!

2020.08.26

今日は、校内で国家資格の「危険物取扱者(乙種第4類)」の試験を実施しました。
下の写真は、資格試験を終えたばかりの学生です。
手応えがあったような表情をしていますね!
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「危険物取扱者」の資格では、
消防法で定められている燃焼性の高い危険物(薬品)を取り扱うのに必要な知識が問われます。
これは、化学やバイオ分野で様々な試薬を使って行う分析を安全に進めるために必要な知識です。
つまり、技術者として働く上では当然知っておくべきことであり、
求められる資格の1つと言っても過言ではありません。
そのため、本校ではその重要性から、
学生が取得すべき資格として推奨し、今回学生たちが受験する乙種と、
さらに難易度の高い「甲種」の取得率を目標80%として設定し、
学生に指導をしています。

一般に、危険物取扱者の試験機会は、都道府県毎に日程が異なるものの、
大阪では年間5回の受験機会があります。
そのような中、本校では毎年、危険物取扱者の資格試験を実施している
「一般財団法人消防試験研究センター」のご協力を得て、
一般試験とは別に、本校の学生のみを対象とした特定試験を実施いただいています。

そのため、学生は慣れ親しだ、いつもの教室で受験できるため、
少しは落ち着いて受けることができたのではないかと思います。
とは言っても、国家資格の試験です。
試験が始まる直前は、さすがにみんな少し緊張していた様子でした。
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試験直後に、学生たちに話を聞いてみると、
「資格試験に向けて、勉強をしてきたので、その成果が出ていてほしいです!」
と、謙遜気味に話してくれました。
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また、写真の学生たちが手に持っているのは、
資格試験対策で使った問題集や参考書です。
これらは、普段の授業でも使っているものです。

本校では、1年生の科目に「安全衛生」という授業があります。
この科目には、今回の危険物取扱者の試験対策になる内容が含まれています。
そのため、今年はWEBによるオンラインでの授業もありましたが、
1年次の初めから資格取得のための受験対策を全員が行っていました。
さらに、「安全衛生」の授業だけでなく、
「資格取得対策講座」という特別な講座も授業とは別に開講し、
資格試験対策をしています。
「資格取得対策講座」の様子は、以下のブログをご覧下さい。
▼夏本番も資格取得にむけて(資格取得対策講座)

学生たちは、このような対策を受けて、
この夏期休暇も自ら勉強もして、今日の試験を迎えました。
「合格していると思います!」と、頼もしい返事をしてくれた1年生もいました。

危険物取扱者の試験を受験した学生の皆さん、
今年度は新型コロナウイルスの感染拡大という今までとは違った環境となり、
4月以降、実施されない資格試験もありました。
今回のこの試験を切っ掛けに、卒業時には「私は分析ができるんだ!」と、
自信を持って言うためにも、資格取得に今後も励んでもらいたいと思います!

By ぽてと