2020.09.27
本校の学園祭は、「分」析「化」学のお「祭」で「分化祭」と言います。
その分化祭を本日開催いたしました!!
昨日のブログにもありましたが、
例年は7月に開催し、保護者の方、企業様、近隣の小中高をはじめとする地域の方など、
多くの方にお声がけをして実施しています。
しかし今年度は、新型コロナウイルス感染防止のため
・参加は本校在学中の学生のみ
・飲食物等を提供する模擬店はなし
・メインの企画は別々の部屋に分かれて、zoomで配信
と対策を講じての実施としました。
外部の方々が来られないため、今年の特別ルールとして、
色々な企画を通して、ポイント制とし、クラスごとの総獲得ポイントを競い合います。
午前中のメイン企画は「クラス対抗クイズ大会です。」
別々の教室に分かれて、まずは〇×クイズで、クラスの代表を決めました。
移動をなるべく避けるために、全員が起立した状態から始めます。
〇ならパー、×ならグーで挙手をして、答えていき、間違えた学生から
座っていきます。
その予選の模様がこちらです。
そして、クラスの代表3名と担任で、一つの会場で決勝戦を行います。
問題の中には、化学の知識だけでなく、実技の問題も。
こちらは、はかり取り用の皿から、直接、天秤で塩を量る問題です。
担任もプレッシャーの中参加しています。
祈っている学生も見えます。。。
結果、1位は1年生のクラスでした!
お昼からの時間帯は、クラスごとに準備した様々な企画を実施しました。
もちろん、化学に関するテイストが盛り込まれています。
学生たちは、自分たちのクラス以外のブースにいって、
楽しく、満足感を得た企画に投票していきます。
こちらは、「香水タトゥー」。
紙に印字した絵柄を香水の成分で濡らすと、インク部分だけがはがれるので、
肌に貼るというものです。
おでこに貼ってます。。
こちらは、人の入れるシャボン玉です。
シャボン玉の液の配合をいろいろ工夫しました。
うまくいくとこんな感じです。
他にも、スライムを作ったり、香辛料で染色したり、
アロマオイルを調合したりと、様々な工夫をしたブースがありました。
そして、最後の企画は、
「化学のない世界」を考え、学生たちが発表します。
分析化学に普段から密接しているといっても過言ではない学生たちが
「化学がなかったら、世の中どうなるのか」をある意味妄想して、
コント、寸劇、プレゼンテーションで発表します。
化学がないと不便になる世界を演じるクラスもいれば、
どれだけ今の私たちに大切な発見・発明があったのかを発表するクラスもありました。
どのクラスも甲乙つけがたかったです。
結果的に化学の魅力・重要性を再確認することとなりました。
もちろん、分散して、別教室に配信もしています。
最終結果は、1位、2位を二年生のクラスが独占しました。
表彰式の模様です。
正式に実施が決まったのは、9月の後期が始まった後です。
10日ほどしか準備期間がない中、昼休み、放課後のわずかな時間と、
前日準備日の一日だけで、ここまで出来た学生たちに感動しました。
学生の皆さん、
クラスメイトの普段と違った姿を見たり、
あまり話したことのない先輩と話をしたり、
本日得た経験は、今後の糧になります。
今後の学校生活に必ず役に立ちます。
来週からも頑張っていきましょう。
by ましおか