2020.10.06
昼間はずいぶん涼しくなり、換気のために窓を開けながらの
授業や実験もやりやすくなってきました。
猛暑も去って、そろそろ秋らしくなってきたようです。
さて、「〇〇の秋」とよく言いますが、本校の学生もその例に漏れません。
授業や実験に励む「学問の秋」。
1年生は前期に学んだ事を足掛かりに、さらに専門的な化学を学び始めました。
実験も、精度を要求されるものや繊細な測定機器の取り扱いなど、
わずか半年でぐんと実力をつけています。
2年生は「卒業研究」が本格化しています。
そして放課後、日もそろそろ傾き出した頃。
1年生クラスのムードメーカー達が、何やら真面目な顔を寄せ合って、相談しています。
何かなぁと思って近づいてみたら、
「危険物(取扱者)の資格試験はいつだっけ?」
「化学実験技能検定は?」
と、この秋に取る資格について、互いに相談しながらスケジュールを立てていました。
放課後も切磋琢磨しながら「資格の秋」か...
と、感慨深く思っていたところに、息を弾ませた4名が教室に帰還。
よく見ると、手にはバレーボール。
どうやら、近くの公園で気分転換に運動してきたようです。
こちらは「スポーツの秋」を満喫していました。
よく考えてみると、今年の1年生が本格的に通常授業に臨んだのは7月からでした。
通常のキャンパスライフを送った期間はかなり短いです。
だというのに、出身地も経歴も様々な学生が、お互い親身になって相談しあったり、
息を合わせてスポーツに励んでいる姿がごく自然に見えました。
また、実験中のチームワークもかなり良くなってきています。
そう思うと、今年の逆境に負けることなく、本校の学生らしさを発揮している彼等に、
成長を感じられずにはいられませんでした。
この秋が、学生全員にとって「実りの秋」であるよう、
我々教員も全力でサポートしていきます。
今月末にはスポーツ大会もあります!
学問も運動も、文武両道でがんばっていきましょう!
by ゆきだるま