2020.10.12
今日の分析化学応用学科1年生(2021年度より化学分析学科へ名称変更予定)は、
午後から定性・定量分析実験の時間でした。
定性・定量分析実験の内容は国家資格『化学分析技能士』取得の際に必要な内容が満載です。
国家資格受験の前に、まず本校の中でも実習の一環として実技試験が行われます。
実技試験と言っても、いきなり行うのではなく、
たとえば定性分析の内容であれば第1族から第6族まで5回に分けて実習した後、
実技試験対策の日を経て実技試験があります。
今日はその実技試験対策の日でした。
第1族に分類される金属から第6族の金属から最大5つをチョイスして、
実技試験さながらに何が入っているか調べる定性分析を行います。
これまでの実験で自分がわかりにくかったところを集中して復習しても構いません。
学生たちはそれぞれ事前に立ててきた計画に基づいて実験を行いました。
学生たちにどんな計画か聞いてみると『一度、第1族から第6族まで全部を通してやってみます』
『第2族のところがよく分からないので、まずはそこを重点的にやってみます』など
各自自分のテーマを見つけて取り組んでいるようです。
実技試験は1人1人で受験しますので、
復習実験も1人1人で取り組むテーマを決めて取り組めるのは、
1クラス20名の少人数制の学科のメリットだと思います。
もちろん今日は復習で、隣の学生と相談したり教員に質問することができますので、
今日の復習実験の時間を使って、それぞれの学生は疑問点を解消していったようです。
ぜひ校内での実技試験を乗り越えて、卒業後は化学分析技能士2級の取得を目指してくださいね。
本校を卒業すると受験資格として必要な実務経験2年が免除されますので有利ですよ!
by ドラいちろう