2020.11.16
2年生の卒業研究は、9月から始まり、
グループでそれぞれのテーマに取り組んでいます。
最終的には、卒業論文としてまとめますが、
来年2月3日には、卒業研究発表会も予定しており、
その日に向けて研究を少しでも進めようと、
連日、力を合わせて、試行錯誤を繰り返しながら研究に取り組んでいます!
現在、この卒業研究も折り返し時期になり、
現時点での成果と今後の方向性を確認するため、
中間発表を順番に行っています。
以下のブログは、先日行われた時の様子です。
▼卒業研究の中間発表です!!(11月10日のブログ)
今日の発表を行った班の1つが取り組んでいる内容は、
一般に売られている安価なアクセサリーなどから、
資源としても有効で希少な金属をリサイクルを兼ねて回収しようという研究です。
市販されている300円までのアクセサリーを安価なものと定義し、
アクセサリーに含まれているニッケルなどの金属の回収を試みています。
これらはリサイクルすることで、電池などにも活用でき、
環境に優しい実験テーマともいえます。
研究内容と結果に対し、聴講している学生からも質問が出ます。
これらの質問を受けることで、
自分たちの研究を今後どのように進めればよいのか、
どのようにすれば分かりやすい説明となるのかなど、
いろいろと考える切っ掛けにもなります。
発表が終わった後は、教室で集まり自分たちの発表を振り返ります。
そして、改めて今後の限られた時間の中で何を優先的に取り組めば良いのか、
みんなで考え決めていくのです。
卒業研究の実験は、週2回のペースで行います。
決して多い回数とは言えませんが、
実際に働き出したときにも、無限に時間が与えられる訳ではありません。
そのことも意識して、いかに効率よく結果を出していくか、
チームワークを発揮しながら進めていく必要あります。
そういう点でも、卒業研究は、本校が3つのポリシーとして公表している
到達目標の二本柱の一つ、「実務実践力」を育成するための最後のプロセスです。
それぞれの役割を果たしていくことで、結果は必ずついてくる
ことを信じて、残りの期間も一生懸命、研究に取り組んで
もらいたいと思います!
By ぽてと