2020.11.06
本日は、兵庫県立西宮北高校で実験会を行ってきました。
生徒さんの前で綺麗に輝いているのは、ルミノール反応という現象です。
想像以上の輝きに、生徒さんからは「おぉ~!」「わぁ~!」「きれい!」という声が!
この実験会は、高校より依頼を受けて実施しています。
実際には、兵庫県教育委員会から特別非常勤講師として委嘱され、
通常授業の一環として行いました。
平成25年度から毎年依頼を受け、今年で8年目となりました!
実験をしたのは高校2年生の理系クラス、合計56名の生徒さんです。
2つのクラスに分かれているので、2回に分けて実施しました。
普段も化学実験は行っておられますが、今回は化学やバイオが身近にあることや、
その楽しさ、魅力について知ってもらう、または再認識してもらうことにあります。
2つの実験を用意し、一緒に楽しんできました。
1つ目は、ビタミンCを使ったマジックのような実験です。
一瞬で色が変わることで、ビタミンCが含まれているか、いないかが分ります。
この現象を利用して、身近な食品に含まれるビタミンCについて、
簡単な分析技術者体験をしてもらいました。
「この食品はどうだろう?ビタミンCが含まれているだろうか?」と考えながら実験を行っています。
そして2つ目は、化学捜査班になった気分で血痕検出にも使われる
化学反応の現象、ルミノール反応を行いました。
このブログの最初の写真も同じ実験です。
ある試薬を入れると、、、
ピカ~!っとフラスコ内の溶液が光ってきます。
とても神秘的な反応です。
こちらの班は、段ボールの暗い中で発光させ、
いつまでも光っている様子を観察されていました\(^_^)/
時間は、わずか50分間でしたが、
実験を終えた生徒さんからは、たくさんの感想をいただきました。
その一部を原文のまま紹介します。
「身近なものでも知らないことが多いんだなと改めて感じました」
「家にあるもので実験できるところがすごいと思いました」
「どちらもとてもきれいで楽しく実験ができてよかったです
またこのような実験をしたいなと思いました」
「すごくきれいで今までの実験で一番楽しく、ワクワクしました」
「ビタミンCがはいっているか、こんなに簡単にわかるんだとおどろきました」
と、実験を楽しみ、魅力を感じていただけた様子でした。
この経験を今後の学校生活や進路選択に活かしてもらいたいと思います。
兵庫県立西宮北高校の生徒のみなさん、今日はありがとうございました!
このような高校や中学校で行っている
実験会の様子は、コチラのページにまとめていますので
ご覧ください!
By ぽてと