2020.11.19
今日は就職内定をいただいた学生を紹介します!
2年生のMくんが、プラチナ(白金)やパラジウム等の貴金属を、
スマートフォン等の通信機器やPC、自動車等の精密機器の部品として加工する、
彼の地元である奈良県の金属加工会社から内定をいただきました。
「普段見たり触ったり出来ない貴金属に強いあこがれがありました。
何よりも、地元の企業であることが非常に魅力的でした。」
と、満面の笑みで語ってくれました。
本校では、1年生の間は全員が同じ授業・実験を行います。
1年間しっかり・じっくり化学に関する知識と実験の技術を学びます
その後、専門的な授業や実験を受けるようにカリキュラムが組まれています。
1年生の間に固めた基礎は、分析化学者として応用力を発揮する際の強みになります。
また、その点について企業から高く評価されています。
Mくんは、2年生となった今、さらに専門分野に関する知識を学び、
しっかりとした化学の知識と実験のノウハウを持った分析化学者となるべく、
日々の学校生活を送っていますが、学生自身のいろいろな経験を通して、
身に付けた「実務実践力」を評価されて就職に至ることは珍しくありません。
「仕事のことは、まだ分からないことばかりです。
でも、まずは仕事を覚え、そして会社のプラスになるよう頑張りたいです!」
と、力強いコメントがありました。
今日はMくん(写真奥)は卒業研究で、同じ班のFくん(写真手前)と分析機器を使用して実験していました。
卒業研究も中間発表を経て、実験が佳境に入りつつあります。
内定の喜びをかみしめて、卒業研究がんばりましょう!
byカトキチ