2020.11.20
本日は、卒業生の働いている企業を訪問して、
分析の現場を体感させていただく、1年生の「事業所見学会」を実施しました。
このコロナ禍の中、先日から、ご協力いただいた企業様に、
いくつかの少人数のグループに分かれ、訪問させていただいています。
以前のブログはこちら
▼分析現場へ!卒業生の姿も!~事業所見学会~(10月20日のブログ)
▼先輩たちから学ぼう!~事業所見学会~(10月26日のブログ)
▼卒業生から聞いて見て学ぶ!~事業所見学会~(10月27日のブログ)
▼将来の分析技術者をイメージできた!~事業所見学会~(10月29日のブログ)
本日伺った企業様は、「株式会社MCエバテック」です。
主に環境中の大気、水、土壌などに含まれる化学物質や金属などを分析する企業です。
この写真は、この春からこちらの企業でお世話になっている卒業生の三人です。
最初は、会議室で会社全体の説明をいただき、
その後、分析業務について、卒業生から説明がありました。
この写真で説明されている方は、20年以上前に卒業された大先輩でした!
その後、実際に様々な機器や手法を用いて、
多くのサンプルを分析している現場に行きました。
現場の写真は掲載できませんが、
学校でも所有している分析機器などがあり、
学生たちは、普段自分たちが使用しているものが、
実際に使われているのを見て、将来の仕事がイメージ出来たようでした。
最後は、冒頭の写真の3人を加えて、
質疑応答の時間を取ってくださいました。
参加した学生からは、分析方法や配属部署についての質問がありました。
それ以外にも先輩に対して、
「学生の頃、レポートで気を付けていたことは何ですか」
「在校中に取っておいてよかった資格は何ですか」
といった普段の学習への取り組みの質問から、
「社会人になって一番意識していることは何ですか」
「入社して、失敗したことは何ですか?」
というするどい質問も。
しかしながら、卒業生はしっかりと丁寧に答えてくれました。
そんな姿に彼らの成長も感じられ、大変嬉しくなりました。
そして、
「とにかく報連相がとても大切だと感じています。
つまづいたり、失敗したり言いにくい事ほど、早く相談してください。
これは、普段の実験や卒業研究で
身に付けることができるので、頑張ってください。」
と、熱いメッセージをいただきました。
コロナ禍の中、見学を受け入れていただいたことに大変感謝いたします。
そして、説明を始め、質疑応答にも答えてくださった卒業生のみなさま、
大変貴重なお時間をありがとうございました!
by ましおか