2020.11.30
今日は1年生が卒業生の活躍する企業へ訪問し、
化学や分析に関わる仕事の現場を体感する「事業所見学会」を実施しました。
コロナ禍の中、少人数に分かれて、先月から様々な分野の企業を見学させていただいています。
これまでの見学の様子はコチラのブログからご覧ください。
▼分析現場へ!卒業生の姿も!~事業所見学会~(10月20日のブログ)
▼先輩たちから学ぼう!~事業所見学会~(10月26日のブログ)
▼卒業生から聞いて見て学ぶ!~事業所見学会~(10月27日のブログ)
▼将来の分析技術者をイメージできた!~事業所見学会~(10月29日のブログ)
▼先輩からの熱いメッセージ~事業所見学会~(11月20日のブログ)
今日見学に伺ったのは、住友精密工業株式会社です。
まずは部屋の中で全体説明を受けました。
こちらの企業では、
新幹線や宇宙・航空機関連の乗り物に使用される部品を製造されています。
例えば、飛行機の離着陸時に機体を支えている脚の部分やプロペラ、
その他、新幹線にも使われている熱交換器など、
安全に運行するためにも大事なパーツを1つずつ丁寧に製造されています。
宇宙事業に関連する部品も製造されているという話が出ると、
目を輝かせてワクワクしながら聞いている学生も(^^)
説明が終われば、実際に製造されている工場内を見学しました。
工場内は撮影不可のため様子をお伝えできないのが残念ですが、
実際の飛行機の部品などが所狭しと置かれていました。
また、途中には卒業生が活躍している姿も見ることができました。
「入社して数年ですが、戦力として活躍してくれており、
機体を守る大事な製造工程を任せています」
と、上司の方からも高く評価をいただいていました。
また、別の場所では工場から出る廃液を適切に処理する工程を見せていただきました。
こちらでも卒業生が活躍していました。
働いていたのは昨年に卒業をしたY君でした。
働いてまだ8か月ですが、工程をしっかりと理解し、
さらに勉強をして、すでに中堅社員というくらいの存在感で活躍していると、
上司の方が評価をされていました。
下の写真がY君です。
現場の見学後の質疑応答の時間には、
1年生から出るいくつもの質問に丁寧に答えてくれました。
学校の勉強で活かされていることはありますか?という質問には、
「1年生の時の実験や授業は、今でも役に立っています。
未だに教科書は見直しているし、実験テキストも
参考としながら、業務に取り組んでいます」
と、実際に学んだことを活かして、企業の中で実践しているとの
お話でした。
見学を終えた学生からは、
「この企業で働きたいと思いました!」
「学校の勉強や実験をもっとがんばろう!」
というような、前向きな感想も聞けました。
卒業生のY君にも現在の気持ちを聞くと、
「仕事はめっちゃ楽しいです。
いろいろなことも提案し、上司の方にも相談に乗っていただいています。
後輩に続いて入社してもらえるよう、がんばります!」
と、充実した様子でした。
1年生のみなさんは、先輩の姿を見て、生の声を聴き、
いろいろと感じることができたと思います。
この経験を明日からの学校生活にも活かしてくださいね!
By ぽてと