せんせのブログ

祝!大学編入学合格!

2020.12.24

大学編入学の合格者を紹介します。
Sさん(写真右側)が、国立大学の理学部に編入学合格しました!!
S__4276226.jpg
※撮影時のみ、マスクを外しています。

担任の私、かん太郎先生との2ショット写真です。
希望していた大学への編入学が決まり、一緒に笑顔の写真となりました。
Sさんが編入学に合格した国立大学は、私の出身大学でもあります(^^)。

本校に入学してくる学生の多くは、
技術を修得して卒業と同時に就職することを目標としていますが、
一方で、本校を卒業した後、大学への編入学を目指して入学する学生もいます。

大学編入学とは、専門学校卒業後の進路として、
大学の3年次または2年次に編入学する道です。
3年次に編入学した場合は、2年間大学で学ぶことになるので、
本校の2年間と合わせると4
年となり、
高校卒業後、ストレートで大学に進学した場合と同じになります。
但し、専門学校の中でも文部科学大臣から認定された学科の卒業生しか、
 大学編入学資格はありません。)

編入学の受験科目としては、英語に加えて、化学や生物などの専門分野が多く、
大学入学共通テストなどの受験の必要はありません。
日程が重ならなければ、複数の国公立・私立大学を受験することもできます。
また、編入学試験では、本校での学業の様子、出欠と、面接が重視されることもあります。

Sさんは、本校に入学する前に、自分の希望とは違う私立の大学に進学しましたが、
「自分の本当にやりたいことは何か」と悩むようになり、
その大学は、退学することになりました。
自分の将来を考える中で、本校が、自分の得意な化学を専門に学ぶ学校であること、
また、大学への編入学制度があることを知り、本校への入学を決めたそうです。
入学後は「自分の好きな化学を活かして、大学に必ず進学したい」
という強い思いを持って頑張ってきました。

彼女は大学の編入学の勉強と、専門学校の勉強の両方にしっかり取り組み、
これまで、遅刻も欠席もなく皆勤です!
編入学試験では、面接された大学の教員に、
「専門学校での成績が大変良いですね」と、言われたそうです。

合格の喜びを聞いてみると、
「編入学試験の直後は、駄目かも・・・と、思っていたので、
 合格通知が届いて本当にうれしいです。
 面接では専門学校での成績にも言及されたので、編入学試験の勉強だけでなく、
 専門学校の勉強も頑張ってきて、よかったと感じました。」
とのこと。
「後は、卒業研究に集中したいです。
 これまでも班のみんなで協力してやってきましたが、
 あと1ヶ月で、論文の締め切りと発表があるので、
 気を抜かずに頑張ります」と、ここでも頑張り屋さんの一面を見せてくれました。

DSC_0660.JPG
(写真奥のグレーのパーカーを着て、パソコンに向かって集中しているのがSさんです。
 卒業研究の様子はこちらから♪)

Sさん、本当におめでとうございます!
本校で学んだ分析の技術や化学の知識、そして仲間と一緒に卒業研究に取り組んだ経験は、
来年度からの大学での勉強・研究においても、大きな力になります。
自信を持って、これからの学校生活や新しい道でも頑張って下さい。
(^_^)ノ

By かん太郎