2020.12.24
大学編入学の合格者を紹介します。
Sさん(写真右側)が、国立大学の理学部に編入学合格しました!!
※撮影時のみ、マスクを外しています。
担任の私、かん太郎先生との2ショット写真です。
希望していた大学への編入学が決まり、一緒に笑顔の写真となりました。
Sさんが編入学に合格した国立大学は、私の出身大学でもあります(^^)。
本校に入学してくる学生の多くは、
技術を修得して卒業と同時に就職することを目標としていますが、
一方で、本校を卒業した後、大学への編入学を目指して入学する学生もいます。
大学編入学とは、専門学校卒業後の進路として、
大学の3年次または2年次に編入学する道です。
3年次に編入学した場合は、2年間大学で学ぶことになるので、
本校の2年間と合わせると4年となり、
高校卒業後、ストレートで大学に進学した場合と同じになります。
(但し、専門学校の中でも文部科学大臣から認定された学科の卒業生しか、
大学編入学資格はありません。)
編入学の受験科目としては、英語に加えて、化学や生物などの専門分野が多く、
大学入学共通テストなどの受験の必要はありません。
日程が重ならなければ、複数の国公立・私立大学を受験することもできます。
また、編入学試験では、本校での学業の様子、出欠と、面接が重視されることもあります。
Sさんは、本校に入学する前に、自分の希望とは違う私立の大学に進学しましたが、
「自分の本当にやりたいことは何か」と悩むようになり、
その大学は、退学することになりました。
自分の将来を考える中で、本校が、自分の得意な化学を専門に学ぶ学校であること、
また、大学への編入学制度があることを知り、本校への入学を決めたそうです。
入学後は「自分の好きな化学を活かして、大学に必ず進学したい」
という強い思いを持って頑張ってきました。
彼女は大学の編入学の勉強と、専門学校の勉強の両方にしっかり取り組み、
これまで、遅刻も欠席もなく皆勤です!
編入学試験では、面接された大学の教員に、
「専門学校での成績が大変良いですね」と、言われたそうです。
合格の喜びを聞いてみると、
「編入学試験の直後は、駄目かも・・・と、思っていたので、
合格通知が届いて本当にうれしいです。
面接では専門学校での成績にも言及されたので、編入学試験の勉強だけでなく、
専門学校の勉強も頑張ってきて、よかったと感じました。」
とのこと。
「後は、卒業研究に集中したいです。
これまでも班のみんなで協力してやってきましたが、
あと1ヶ月で、論文の締め切りと発表があるので、
気を抜かずに頑張ります」と、ここでも頑張り屋さんの一面を見せてくれました。
(写真奥のグレーのパーカーを着て、パソコンに向かって集中しているのがSさんです。
卒業研究の様子はこちらから♪)
Sさん、本当におめでとうございます!
本校で学んだ分析の技術や化学の知識、そして仲間と一緒に卒業研究に取り組んだ経験は、
来年度からの大学での勉強・研究においても、大きな力になります。
自信を持って、これからの学校生活や新しい道でも頑張って下さい。
(^_^)ノ
By かん太郎