2020.12.26
学生はすでに冬休みに入っていますが、
今日で教職員の業務も年内最後となりました。
昨日は教職員で校舎の大掃除をして今日が仕事納めです。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、
本校を取り巻く環境も大きく変わり、初めて経験することも多くありました。
その都度、教職員も学生も社会全体も、
何かと振り回されてきたように感じます。
しかし、そのような中でも、進んでいることもあれば、
新たにできるようになったこともあります。
また、コロナ禍の中で、
「いかに普通が良かったのか」、
「普通にできる喜び」を感じることの多い1年でもありました。
本校では、上の校舎の写真のように、
約1年前から校舎の耐震工事と増改築工事が始まり、
既に外装はほぼ完了しています。
現在、内装工事を順次進めているところですが、
内装だけでなく、黒板も電子黒板を導入するなど、
ICT化も進めて、より充実した環境へと変化を遂げ、
3月に完了、そして4月の新入生を迎えることができる予定です。
また、今年を振り返ると、
大阪ではコロナウイルス感染拡大に伴う休業要請が4月に出されました。
本校では、通常授業の開始当日から、
オンラインによる遠隔授業を開始しましたが、
決断から開始までは実質一週間程度の時間しかありませんでした。
学生が登校できない間でも、実験のガイダンスはWEBで行い、
6月から登校できるようになると、分散しながら実験を始めました。
1年生の初めての実験は、フェイスシールドを付けての実験でした。
学生たちも環境に対応するのが大変であったと思いますが、
しっかりと取り組んでくれました。
その結果、授業や実験はオンラインでの遠隔授業と併用することで
予定していた進度とほとんど遅れることなく進めることができました。
今も多くの大学では、実習や授業ができないとの理由で
対面での授業や実習が行われていないと聞きますが、
本校では、7月以降、通常通り授業や実験を行い、
夏休みも通常通り取ることができました。
夏休み直前の7月末、3.5ヶ月遅れとはなりましたが、
入学式も行うことができました。
この他、学生にとって成長の場となる学校行事も延期となりましたが、学園祭は9月に。
スポーツ大会は10月に実施できました。
そして、後期に入った9月から始まった2年生の卒業研究は、
現在、最後の追い込みをしています。
改めて振り返ると、昨年は平成から令和へと変わり、
新たな時代へ進むぞという気持ちになった1年でしたが、
今年は新型コロナウイルスが発生・拡大し、
今の時代に生きる人にとって経験の無い事態になりました。
暗い話題も、不安も多いですが、
そのような中で、少しでも希望や夢をもって過ごしていきたいとみんなが思っています。
幸い、私たち教職員は、希望や夢を持って学校生活を送る学生たちの近くで、
就職や大学編入学という進路決定を見届けることができます。
夢を叶えていく学生たちからは、いつも喜びをもらいます。
このような環境や学生たちに感謝し、
来年も学生たちと共に進んでいきたいと思います。
来年も、このような日々の出来事をブログで綴っていきますので、
引き続き、よろしくお願いいたします。
それでは今年の「せんせのブログ」これで最後です。
1年間ご愛読いただき、ありがとうございました!
年明け、学生たちは1月6日から授業開始です。
入学検討などの方々へは、1月4日から対応が可能ですが、
詳しくは以下をご参照ください。
< 年末年始休暇期間のお知らせ >
では、みなさま、よい新年をお迎え下さい!
byぽてと